六十干支の甲子で、性格・適職・恋愛を鑑定する方法をご紹介します!
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甲子の性格
命式に甲子がある人は誰よりも分析力に優れています。
それに記憶力も抜群です。
スーパーで買い物をする時だって冷蔵庫にあるストックを思い浮かべながら本当に必要なものは何なのか冷静に分析するようなタイプですから、普段から無駄な買い物をする事はなさそうです。
それはファッションでも同じで、シンプルなのにキチンとトレンドは抑えているのでセンスのいい人として一目置かれる事も多いようです。
なぜなら甲子の人は感受性が人一倍強く本能でここぞというポイントを掴んでいるので、倹約家ではあっても地味でケチなイメージとは程遠いのです。
ただし理想的な状態を追い求めるあまり、現実とかけはなれてしまう事もあるかもしれません。
そんな時に甲子の人は楽観的に「まあいいか」と放棄してしまうのです。
なぜなら甲子の人にはもう一つ特徴があって、それは「楽天家」である事です。
ロマンチストで純粋、それでいて分析能力と記憶力にも優れているのが甲子の人の性格なのです。
甲子 女性の性格
甲子の女性の性格をご紹介します。
甲子の女性は早熟な所があり、子供の頃から頭の良さを発揮するようになります。
ただしオールマイティーと言うよりは狭く深く掘り下げて探求するタイプです。
じっくり、キッチリと几帳面に問題を片付けていくのが得意です。
また冷静に周囲の状況を分析できるので、気遣いのできる女性として組織で重宝されるようになります。
けれども一つの事に集中して取り組むのが得意なのでいい加減に仕事を仕上げるという事ができませんからスピードを要求されてしまうと困ってしまうかもしれませんね。
スケジュールを立てる事自体は苦手ではないので、甲子の特性が生かせる分野で余裕を持って計画的に働くのが良さそうです。
甲子 男性の性格
甲子の男性の性格をご紹介します。
甲子の男性は感受性の強さと分析力を活かしたセンスの良さが光るオシャレなタイプです。
また気遣いのできる甲子の特性からトーク力も抜群です。
ただしロマンチストで感受性が強く、優柔不断という甲子の特徴の影響で、本人も気が付かないうちに二股をかけている状態になりがちです。
そのうち「ま、どうでもいいか」と急に別れを切り出したり、いきなり連絡を絶ったりしてしまうかもしれません。
甲子の適職
甲子の性格は几帳面で狭く深く掘り下げるのが好きで、周囲を伺う観察眼が鋭いという特徴があるので、適職もそのタイプを生かした物が良いでしょう。
そして更に付け加えるなら「オリジナリティ」があるとなお良いです。
甲子の人はこだわりが強い所があり、苦手な仕事を「お金のため」「生活のため」と割り切る事が苦手です。
自分だけにしかできない仕事を、狭く深く掘り下げていくことに喜びと生きがいを感じる純粋さがあるので、そういった職業に就ければ仕事も長く続ける事ができるでしょう。
反対にお金を儲ける事が第一で心情とか信念といったものは二の次といった仕事に就いてしまうとストレスが溜まるばかりで仕事に対する意欲は湧かず、やる気もなくなりそうです。
甲子の恋愛
甲子の恋愛には、尽くすより尽くされる方を求めるという傾向があります。
また感受性の強さ、センスの良さといった所が影響するので面食いです。
そして狭く深く物事に集中する性格なので、愛情表現はとても真っすぐです。
相手を翻弄してやろうとか、振り回して自分の虜にしてしまおうといった複雑な駆け引きはできません。
また相手にも同じように、ストレートな愛情を向けてもらう事を要求しがちです。
ただし、相手の気持ちに配慮するあまり一人の人に絞り切れず、ついつい二股や浮気といった状況に陥りやすいのも甲子の恋愛の特徴です。
甲子 女性の恋愛
甲子の女性の恋愛についてご紹介します。
甲子の女性は早熟で頭も切れ、自分のスタイルも客観的に分析できるため容姿端麗である事が多く、同時にロマンチストでもある事から不思議な魅力を醸し出すタイプでもあります。
また気遣いの人でもあるので相手の要望を受け入れてそれに自分を合わせる関係を好みます。
甲子 男性の恋愛
甲子の男性の恋愛についてご紹介します。
甲子の男性は異性に対する好奇心が旺盛ではありますが、精神的な充足を第一に考えるので積極的に自分から異性に対してアプローチするというよりも、気の合った人と自然体で付き合うやりかたを好みます。
ただし揉め事や激しい恋愛は苦手なので来る者は拒まずといった態度を取りがちです。
優柔不断な態度を取り続けていたら、いつの間にか交際相手だと思われている相手が複数いたといった事態にもなりかねません。
甲子と命式で性格を調べる
甲子は、命式内のどこにあるかによって性格が異なります。
ぜひご自身の命式をチェックしてみてくださいね!
年柱 甲子の性格
年柱に甲子がある人の性格についてご紹介します。
年柱は先祖や家に関する事柄を表す部分なので、生まれた家の方針や家庭教育で自我を押し出す事なく、目立たずに周囲に合わせるようにと育てられます。
けれども幼稚園や保育園などの集団生活では不思議と存在感を見せるタイプです。
ただしリーダーになる、クラスのまとめ役になるといった事はなく、ああしたい、こうしたいといった理想を持ってはいてもそれを行動に移す事ができずに悶々としてしまう事も多いです。
この影響は出生~幼年期まで特に強く表れます。
月柱 甲子の性格
月柱に甲子がある人の性格についてご紹介します。
月柱は社会性や学校教育など外向きの事柄を表す部分なので、学校や会社などで、周囲に合わせる事・周りに迷惑をかけない事・常に切磋琢磨し努力を続ける事、といった価値観を身につけるようになります。
実際にはセンスの良さ、感受性の高さといった甲子の影響でかなりの才能を持っているのですが、現状に甘んじ高い自尊心を持つ事は恥だと考えるので意識を高く持って休む事なく学習を続けます。
上司やグループリーダーの言う事は基本的に素直に受け入れて個人の利益より集団の益を優先しますが、トップの意向に振り回されがちになります。
この影響は特に青年期~壮年期まで強く表れます。
日柱 甲子の性格
日柱に甲子がある人の性格についてご紹介します。
日柱は自分自身と内面を表すので、甲子の性格が明確に現れるようになります。
感受性が高くてセンスも良く、冷静な観察眼を持っていて周囲の状況を瞬時に判断するので集団の調整役としても適任なのですが、なぜか自分に自信が持てないので常にリーダー的存在を求めています。
日柱甲子の影響は生涯続きます。
時柱 甲子の性格
時柱に甲子がある人の性格についてご紹介します。
時柱は子供や晩年などを表すので、子供や部下など目下の人物の影響を受けやすくなります。
下からの突き上げや提案に弱く、納得がいかなくても受け入れてしまう意思の弱さが特徴的な性格になります。
この影響は特に晩年に強く表れます。
甲子と十二運
甲子は、どの十二運が組み合わさるかによっても、性格や運勢が変わってきます。
ぜひご自身の命式をチェックしてみてくださいね!
甲子×胎
甲子と胎の組み合わせについてご紹介します。
日柱天干に甲子があり、年柱・月柱・時柱の三つの柱のいずれかの地支が酉の時、その柱の十二運は胎になります。
この組み合わせでは物事が計画通りに進まなかったり、身の回りの環境が良くない方向に変わりやすかったりするトラブルに見舞われやすい傾向があります。
甲子×養
甲子と養の組み合わせについてご紹介します。
日柱天干に甲子があり、年柱・月柱・時柱の三つの柱のいずれかの地支が戌の時、その柱の十二運は養になります。
この組み合わせでは見知った人にだけ心を開きがちで依存心が強くなる傾向があります。
甲子×長生
甲子と長生の組み合わせについてご紹介します。
日柱天干に甲子があり、年柱・月柱・時柱の三つの柱のいずれかの地支が亥の時、その柱の十二運は長生になります。
この組み合わせではドライに物事をバッサリと切り捨てがちで、判断基準は自分が好きなのか嫌いなのかといった傾向が現れます。
そのため組織などでチームを組む時も能力を考慮するのではなく感情を最優先するため、人間関係でトラブルを抱えがちになります。
甲子×沐浴
甲子と沐浴の組み合わせについてご紹介します。
日柱天干に甲子があり、年柱・月柱・時柱の三つの柱のいずれかの地支が子の時、その柱の十二運は沐浴になります。
この組み合わせでは、その時点では夢中になるのに時がたつと途端に見向きもしなくなる、熱しやすく冷めやすいといった傾向がみられるようになります。
甲子×冠帯
甲子と冠帯の組み合わせについてご紹介します。
日柱天干に甲子があり、年柱・月柱・時柱の三つの柱のいずれかの地支が丑の時、その柱の十二運は冠帯になります。
この組み合わせでは理想を現実にしようとすると壁にぶつかりますが、目立たずに地道な努力を重ねていき、守りに強くなります。
甲子×建禄
甲子と建禄の組み合わせについてご紹介します。
日柱天干に甲子があり、年柱・月柱・時柱の三つの柱のいずれかの地支が寅の時、その柱の十二運は建禄になります。
この組み合わせでは趣味を実益に変えて大いに活躍する傾向があらわれます。
周囲の状況に合わせてやり抜くので評価も高くなり、同じ目的を持った協力者も多くなります。
甲子×帝旺
甲子と帝旺の組み合わせについてご紹介します。
日柱天干に甲子があり、年柱・月柱・時柱の三つの柱のいずれかの地支が卯の時、その柱の十二運は帝旺になります。
この組み合わせでは自分に絶対的な自信があり表現が直接的なものになりますが、それによって敵を作りやすくなりがちで行動を邪魔されてしまう事も増えます。
甲子×衰
甲子と衰の組み合わせについてご紹介します。
日柱天干に甲子があり、年柱・月柱・時柱の三つの柱のいずれかの地支が辰の時、その柱の十二運は衰になります。
この組み合わせでは意欲が半減し行動が消極的になります。
優柔不断で物事を決めかねる傾向が強くなり、いざという時の機会を逃しがちになります。
甲子×病
甲子と病の組み合わせについてご紹介します。
日柱天干に甲子があり、年柱・月柱・時柱の三つの柱のいずれかの地支が巳の時、その柱の十二運は病になります。
この組み合わせでは周囲に気遣いをする性質が強くなり、ストレスで体調が狂いがちになります。
体力の消耗も激しく、体調を崩すと長患いになりやすい傾向があるので注意が必要です。
甲子×死
甲子と死の組み合わせについてご紹介します。
日柱天干に甲子があり、年柱・月柱・時柱の三つの柱のいずれかの地支が午の時、その柱の十二運は死になります。
この組み合わせでは運気の上り下りが激しくなります。
良い環境に巡り合えたとしても、時間が経つにつれ裏側の部分が見えてくるようになるなど気苦労が絶えなくなるので美味しい話にはすぐに飛びつかないように注意しましょう。
甲子×墓
甲子と墓の組み合わせについてご紹介します。
日柱天干に甲子があり、年柱・月柱・時柱の三つの柱のいずれかの地支が未の時、その柱の十二運は墓になります。
この組み合わせでは自分の実力以上の事にあえて挑戦する事で運気が上がり、好機もつかめるようになります。
最初が肝心で、そこで頑張った事が後で生きてくるようになるといった傾向があります。
甲子×絶
甲子と絶の組み合わせについてご紹介します。
日柱天干に甲子があり、年柱・月柱・時柱の三つの柱のいずれかの地支が申の時、その柱の十二運は絶になります。
物質運が上がり物欲を満たすのは容易になりますが、実用性があるものを見極めて取捨選択する事が必要です。
ブランドの知名度に惑わされないように気を付けましょう。
甲子のマニアックな四柱推命の知識
甲子とは天干と地支の組み合わせの一つです。
天干は天の動きを、地支は大地の動きを表しているので、この二つを組み合わせる事で、その時の空気感や大地の様子を表現することができます。
天干は次の十個で、十干と呼ばれる事もあります。
甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)
地支は次の十二個ですが、十二支という呼び方の方がポピュラーですね。
子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)
十干と十二支を組み合わせて干支と呼び、この二つの組み合わせで、年月日と時刻を表す事ができます。
その組み合わせの数は全部で60個なので、同じ干支の年が巡ってくるのは60年後になります。
生まれた時と同じ干支がくると還暦になります。
同様に月や日でも同じように、60ケ月後、60日後に同じ干支になります。
甲子は、その十干の甲と十二支の子が巡ってきた状態を表します。
甲の呼び方の「きのえ」は木の兄という意味で、甲の五行が木で陰陽は陽であることがわかります。
また甲は大樹に例えられ、天に向かってスクスクと枝葉を伸ばす様子を表しています。
向上心が高く、正義感にあふれていて、曲がった事が大嫌いです。
子はネズミで表される事が多いのですが、本来は植物が種から芽を出している様子を表しています。
子という漢字をジッと見つめていると、芽が種から首をもたげて出てきているようにみえませんか?
また子は数字の12と方角の北も表しています。
子の刻なら23時から1時の間、子の方角は真北です。
子は繊細で蓄財性があり、綺麗好きと言われています。
堅実に暮らすタイプなのですが異性問題で身を持ち崩しやすいという特徴もあります。
甲子の人の優柔不断さや堅実性、周囲への気配りが上手でロマンチストといった特徴は、この甲と子の組み合わせによる相互関係から生まれています。