こんにちは、占い師詩織です。
食神と一口に言っても、他の通変星や十二運によって性格が大きく異なります。
他の通変星と十二運を加味した上で、全体感を把握して性格を調べましょう!
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- その他 通変星の解説はこちら
比肩 | 食神 | 偏財 | 偏官 | 偏印 |
劫財 | 傷官 | 正財 | 正官 | 印綬 |
--> ※目次は、読みたいところから読んでくださいね!※
食神の性格とは
食神を持つ人は可愛らしく愛らしい印象を与える人です。
好きな事はちょっと変わっていて楽しい事。嫌いな事はありきたりでつまらない事。
いつも明るくて気取る事もない遊びの天才です。楽天的でお調子者で、誘惑にはちょっぴり弱くて時には子供っぽい面も見せたりして、でも意外に節約家だったりして…と、憎めない感じで多くの人々に愛されるキャラクターです。
興味の無い事には手を出したがりませんが、好きな事には夢中になってしまいます。趣味を仕事にして成功するタイプで、技術者や趣味の分野の専門家などに適性があります。
遊び好きだからといってチャランポランな遊び人と言う訳ではありません。現状を見て仕事を処理する能力も抜群で、組織の中では誰とでも仲良くやっていけるので企業の一員として働くのに向いています。
責任を負う立場は苦手なので、サブポディションの方が安心して働けます。
食神と他の通変星で性格をみる
食神と他の通変星で性格が変わります。
命式内の通変星の位置により、本人の本質的な性格、社会に見せる顔、配偶者の性格などを調べることができます。
下記のまだ見ていない人は、詳細が記載されているので、チェックしてくださいね!
食神と比肩の性格
食神と比肩の並びを持つ人は、趣味の分野での活躍は相当なもので、その道の第一人者として活躍できるかもしれません。とかく自分を出したがる比肩の性質が影響して、後を振り返る事なく、常に最先端を突き進みます。
いつもにこやかなイメージの食神でありながら、このタイプの人は趣味の事に関してだけは他人に譲る事なく、自分のやり方を通します。
趣味の分野に自信があるので、どんなに大変でもけして手抜きをしたり妥協をしたりすることはありません。
ただし、その自信や自分第一の精神はあくまでも趣味の範囲だけにとどまり、それを足掛かりに社会的に大きく出生しようとか組織の長になろうといった野心は持っていません。
その為に他人を蹴落とそうなどと考える事もありません。
食神と劫財の性格
食神と劫財の並びを持つ人は、趣味に興じるというのは単に技術を磨くだけではなく、それによって楽しみを得るという事です。劫財が影響する事で楽しみを得るという部分に重きが置かれるようになり、自分勝手に楽しむという性質が表れてきます。
その為、行動のバランスが崩れて刹那的な考え方を中心とした生活になりがちです。その場限りのやり方になるので、計画的に物事を進める事が苦手になります。
更に散財が激しくなります。
思いついた時に好きなだけお金を使ってしまうので、気前のいい人として人気もあるのですが、周囲の取り巻きも自分を演出するためのツールにしかすぎず、他人の世話を親身にする訳ではありません。自分勝手で貪欲で自分のやり方を押し通すタイプです。
食神と食神の性格
食神と食神の並びを持つ人は、食神を持つ人の中でも抜きんでた運の良さを持っています。そして、時に大胆に振る舞い、またある時は慎重に行動をする二面性を持っています。
趣味の分野でも、ある時は豪快な作風で攻め、またある時は繊細なタッチで細やかな作品を仕上げるといった、多彩な表現で周囲を驚かせる事もあるかも。
ただ、その時々によってあまりにも傾向が違うので、他人からの評価も千差万別になります。趣味がそのまま仕事になります。
仕事も遊びの延長という感覚になるので、どんなに忙しくても悲観的にはならず、常に前向きな気持ちで乗り切るでしょう。
ただし、常に前向きすぎる為、少々子供っぽく見られることもあるかもしれません。
食神と傷官の性格
食神と傷官の並びを持つ人は、趣味に生きる前向きな食神と、趣味を仕事としてもどこかネガティブなイメージになる傷官の二つがぶつかり合い、楽しく趣味の世界に生きていたはずなのに、いつの間にか悲壮な気分で作業を事務的にこなしていた、などという不思議な状況に陥っている事があります。
ポジティブとネガティブが混在する繊細かつ複雑な性格です。色々な顔を持っているため、周りの人や時世など、その時々で運気も大きくアップダウンするのが特徴です。
物事への集中力が抜群。そして与えられた仕事に対して非常に真面目に取り組む性質があります。
ただ、独特な世界観を持っているので、あまり親しくない他人からはズレている人と見られがちです。(よくよく話をジックリ聞くと的を得てることが多いです)
そういった特徴から、
「ちょっと変わり者だけれども専門分野を任せるなら、この人に限る!」という評価を得ます。
ご自身の世界観を大切に、独自の専門性を身に着けることがおすすめです!
食神と偏財の性格
食神と偏財の並びを持つ人は、偏財も趣味を仕事とする性質を持っているので、食神との相乗効果により趣味の分野での大躍進を目指すようになります。
現状に満足する事はなく常に上を求めます。
その生き方は自由すぎる程で、人生の目的は楽しむことだという考えが根底にあるため、何をしていても、どんなことがあっても、まず個人の時間を大事にしようとします。
その代わり、誰かに指示されて仕方なく作業をするとか、締め切りに縛られるといった事は苦手です。縛られない自由な行動を好みます。
不思議な魅力を醸し出し、人を惹きつける華やかな人物として活躍します。
時にはその風変りな魅力で財を成します。多くの人に愛されるので運気も強くなります。
食神と正財の性格
食神と正財の並びを持つ人は、元々生まれつき強い運勢を持っているのですが、更に自分でも正しい行いを心掛ける事で運気を切り開くタイプです。
子供の頃から正直な働き者として重宝されて運気が強くなる傾向があります。
食神の持つ明るく陽気な性質も影響するので、少々幼い部分を残している事があります。
真面目な優等生がまっすぐに成長するので、良くも悪くも人生の汚い面、裏側を見ないまま大人になる人が多いです。
そんなまっすぐな性格が、良い運を呼び込み、成功に近づきます。
正当なやり方で、自分の成功を感情のまま喜んで表現してしまう所があります。
度が過ぎると妬まれたり、だまされてしまう事もありますから注意してくださいね!
食神と偏官の性格
食神と偏官の並びを持つ人は、強運の元に生まれついており、偏官の持つ凶暴性、攻撃性が食神の円やかさに抑えられて程よく中和されています。
好きな事に対して強いこだわりがあり、すきなことはトコトン突き詰める素晴らしい集中力を持ち合わせています。
好きなことが、好きな人間になったとき、とことん追いかけてしまうので他人からは少ししつこい人だと思われてしまうことも。
愛と憎しみは表裏一体なのか、嫌な事をされた時も執念深くいつまでも覚えています。
他人からは「良い人なんだけれど、嫌われたら怖い人」といったイメージでを持たれてしまうことがあるので注意してくださいね!
職人気質なところがあるので、集団に所属する事は得意ではありません。
例えば学生時代にはクラス全体での共同制作よりも個人で作品を制作する方に楽しみを見出しますし、社会人になっても組織に縛られる事のない自由な立場の方が活躍できる人です。
食神と正官の性格
食神と正官の並びを持つ人は、物事の見極めが上手く、先を見通す力もあります。
一見ふんわりかわいらしい雰囲気に見えますが、策略家です。
まわりを上手に取り込む天才で、仕事も双方楽しい気持ちですすみますので、その手腕から一目置かれるようになります。
あの人なら出世しても当然、と言われて組織の長に躍り出ることもあるでしょう。
どれも真面目に取り組んでいた結果なので、野心を持ってあらゆる手を尽くすといったやり方とは一切無縁な人です。
真面目に生きていくタイプではあるのですが、内心では自由に生きていきたいといった欲求を秘めています。
真面目ちゃんだと思われて窮屈だと考え始めるとストレスも溜まり突飛な行動に走ってしまうかも。時々は発散しましょう。
食神と偏印の性格
食神と偏印の並びを持つ人は、独特なセンスの持ち主なので、そのアイデアが上手く時代や組織の方針にマッチすると、かなり活躍が出来るようになります。
発想が豊かなので次々に新しいものを生み出していきます。
その性質のせいで、良い時と悪い時の波が激しく、全く合わない状態になると、途端に運気が下がってしまいます。
一所に留まり続けるよりも、いつも自分が最高のパフォーマンスを出せる場所を探し続けるのがよいかもしれません。
もしやり方が合わなくなれば次の場所へうつりましょう。
次々に来る波に乗ったサーファーの様な生き方がおすすめですよ!
食神と印綬の性格
自分の趣味が一番で、それに囲まれた生活が一番充実しているタイプです。
自分が納得できるかどうかが最も大切なので、自分の直感を信じて行動してみてくださいね。
一見ドライに見えるのですが、同じ趣味を持つ人や教えを乞う人などにはとても面倒見が良く、甲斐甲斐しく世話をやきます。
理解者に対する愛情を直接表す事はありませんが、とことん一途に思い続ける人です。
一見、体が弱そうに見られることもありますが、内心には情熱を燃やして物事に取り組み決して諦めない強さを秘めています。
趣味や興味のある事以外にはお金を使いたくないのでケチだと思われてしまうこともありますが、本当に必要な時はちゃんと出すので、お金の使い方はかなりしっかりとしています。
食神と日柱天干の性格
日柱天干によって、食神の性格が異なります。
日干甲の食神の性格
日干甲の食神の性格についてご紹介します。
日干が甲で蔵干に丙があるとき地支通変は食神になります。
甲は五行では木で陰陽では陽ですから、伸びやかで裏表のない性格になります。
丙は五行では火で陰陽では陽ですから、甲と丙は陽と陽の組み合わせになります。
そして甲は大木・樹木を表し、丙は太陽を表すので、甲と丙の組み合わせは暖かな太陽の光が樹木を育てるという関係になります。
甲の伸びやかさが素直に現れる組み合わせになります。
そして食神は食傷星(食神・傷官)で表現や行動の欲求を表す通変星です。
食神は趣味が高じて、そのまま職業になってしまう遊びが上手な通変星です。
協調性もあり明るく陽気なタイプで好きな事には集中力を発揮しますが、つまらない事には向き合えない、少々子供っぽい面も持っています。
食神のこの伸び伸びとした少々子供っぽく遊び好き、人間好きな性格と甲の持つ少々気が短いけれども伸び伸びと素直な性格が隠れる事なく表に出てくるので、日干甲で食神の人は伸び伸びとして明るく陽気で、ちょっと子供っぽいけれども好きな事には集中して取り組む性格になります。
日干乙の食神の性格
日干乙の食神の性格についてご紹介します。
日干が乙で蔵干に丁があるとき地支通変は食神になります。
乙は五行の木で陰陽は陰になり丁は五行の火で陰陽は陰になります。
乙と丁は陰と陰の関係になり乙らしさは表にでてくるようになります。
乙は草本なので、枯れてしまうと丁の象徴する炎や焚火に焼かれてしまいます。
しかし春先に野焼きをすることで害虫が駆除され新たに芽吹いた植物が伸び伸びと成長するようになります。
また食神は食傷星(食神・傷官)で表現や行動の欲求を表す通変星です。
食神は趣味が高じて、そのまま職業になってしまう遊びが上手な通変星です。
協調性もあり明るく陽気なタイプで好きな事には集中力を発揮しますが、つまらない事には向き合えない、少々子供っぽい面も持っています。
日干乙で食神の性格は、伸び伸びとした少々子供っぽく遊び好き、人間好きな性格を乙の伸びやかさが更に支えるようになります。
ただし、丁は乙を燃やしてしまう可能性もありますから、他の天干や蔵干との関係によっては、丁の火の力が強くなるので、その場合は食神らしい才能の開花は抑えられてしまう事になります。
日干丙の食神の性格
日干丙の食神の性格についてご紹介します。
日干が丙で蔵干に戊があるとき地支通変は食神になります。
丙は五行の火で陰陽は陽になり、戊は五行の土で陰陽は陽になります。
丙と戊は陽と陽の関係になり丙らしさは表にでてくるようになります。
丙は太陽なので、地表を照らし生命にエネルギーを与えます。
丙は大らかでパワフルな性質を持っています。
戊は山脈や大陸を表します。
戊は世話好きで、周囲から頼られる大らかな性格の持ち主で、行動力はやや足りないのですが、夢や希望に溢れています。
丙と戊は太陽が山を照らす関係になります。
また食神は食傷星(食神・傷官)で表現や行動の欲求を表す通変星です。
食神は趣味が高じて、そのまま職業になってしまう遊びが上手な通変星です。
協調性もあり明るく陽気なタイプで好きな事には集中力を発揮しますが、つまらない事には向き合えない、少々子供っぽい面も持っています。
日干丙で食神の性格は、伸び伸びとした少々子供っぽく遊び好き、他人の世話をする事も好きなので、趣味や遊びの仲間にいると場を盛り上げて気配りもできる大変重宝する存在になります。
日干丁の食神の性格
日干丁の食神の性格についてご紹介します。
日干が丁で蔵干に己があるとき地支通変は食神になります。
丁は五行の火で陰陽は陰になり、己は五行の土で陰陽は陰になります。
丁と己は陽と陰の関係になり丁らしさは表面に現れるようになります。
丁は月や焚火、灯明を表します。
明るく周囲を照らしますが丙の太陽のような力はありません。
その代り、丁は場所によって明るさを変えたり、色を自在に変えたり、柔軟さを持ち合わせています。
情熱的ですが協調性にやや欠ける所もあります。
感受性が豊かで鋭い感性を持ち手先も器用なのでクリエイターの素質があります。
己は畑や大地を表します。
基本的には感情表現が豊かで家庭的な雰囲気を好み、指導者としても優れています。
大人しそう、おっとりしていて優しそうな面と、暴力的でヒステリックな相反する顔を持っています。
感情を抑えなければいけないと認めつつ内にストレスを溜めていき、抑えきれないと感情を爆発させる時もあります。
丁と己は焚火と畑の関係になります。
湿った畑の土が焚火の燃える勢いを抑えてしまいます。
また食神は食傷星(食神・傷官)で表現や行動の欲求を表す通変星です。
食神は趣味が高じて、そのまま職業になってしまう遊びが上手な通変星です。
協調性もあり明るく陽気なタイプで好きな事には集中力を発揮しますが、つまらない事には向き合えない、少々子供っぽい面も持っています。
日干丁で食神の性格は、感受性豊かで趣味に興じますが、熱の入り方はさほどでもなく、性格も穏やかで淡々としたものになります。
日干戊の食神の性格
日干戊の食神の性格についてご紹介します。
日干が戊で蔵干に庚があるとき地支通変は食神になります。
戊は五行の土で陰陽は陰になり、庚は五行の金で陰陽は陽になります。
戊と庚は陽と陽の関係になり戊らしさは表面に現れるようになります。
戊は山、堤防などをあらわします。
経済感覚に優れており世話好きで、周囲から頼られる大らかな性格の持ち主で夢や希望に溢れています。
行動の原動力は他人の為に働く事です。
一番の美点は包容力と安定感です。「一緒にいると落ち着く」なんて言われたことはありませんか?
弱点としては、腰が重い人が多く、行動力があるタイプではありません。
また、内面には反骨精神を秘めており、気性が荒く突然怒りだす危うさがあります。
庚は鉄などの鉱石や大きな刃物などを表します。
強い意志と行動力を持ち、良い環境の中で鍛えられて育つと人間性が優れた一門の人物になります。
環境に対する順応性が高く、正義感も強いです。
また食神は食傷星(食神・傷官)で表現や行動の欲求を表す通変星です。
遊びが上手で協調性もあり明るく陽気なタイプで好きな事には集中力を発揮しますが、つまらない事には向き合えない、少々子供っぽい面も持っています。
日干戊で食神の性格は、大らかで頼りがいのある人物として慕われ趣味や遊びの世界では頼れるリーダーとして盛り立てていきます。
ただし面倒見が良すぎる為、しばしば身を削るような尽くし方をしてしまう事もあります。
日干己の食神の性格
日干己の食神の性格についてご紹介します。
日干が己で蔵干に辛があるとき地支通変は食神になります。
己は五行の土で陰陽は陰になり、辛は五行の金で陰陽は陰になります。
己と辛は陽と陰の関係になり己らしさは表面に現れるようになります。
己は大地・畑などを表します。
己は柔和で人材育成も得意ですが、感情には二面性があり、大人しそうな面と暴力的でヒステリックな面を持ち、時には優柔不断にもなります。
学ぶことも教える事も大好きです。
辛は宝飾品や小型の刃物などを表します。
短気でストレスを溜めがち、完璧主義者、感受性が強い、と言った特徴があります。
また食神は食傷星(食神・傷官)で表現や行動の欲求を表す通変星です。
食神は趣味が高じて、そのまま職業になってしまう遊びが上手な通変星です。
協調性もあり明るく陽気なタイプで好きな事には集中力を発揮しますが、つまらない事には向き合えない、少々子供っぽい面も持っています。
日干己で食神の性格は、感受性豊かで趣味に興じ、性格も穏やかで人に教えるのも上手くなります。
日干庚の食神の性格
日干庚の食神の性格についてご紹介します。
日干が庚で蔵干に壬があるとき地支通変は食神になります。
庚は五行の金で陰陽は陽になり、壬は五行の水で陰陽は陽になります。
庚と壬は陽と陽の関係になり庚らしさは表面に現れるようになります。
庚は刃物、鉱石などを表しています。
庚は強い意志と行動力と正義感が特徴です。
意志が強い分、頑固でもあります。
また順応性も持っています。
庚は鉄などの鉱石や大きな刃物などを表します。
強い意志と行動力を持ち、良い環境の中で鍛えられて育つと人間性が優れた一門の人物になります。
環境に対する順応性が高く、正義感も強いです。
壬は海や大河を表します。
人の心を読む能力に長けており、聡明な知恵者です。
ただし流されやすい面も持っています。
また食神は食傷星(食神・傷官)で表現や行動の欲求を表す通変星です。
遊びが上手で協調性もあり明るく陽気なタイプで好きな事には集中力を発揮しますが、つまらない事には向き合えない、少々子供っぽい面も持っています。
日干庚で食神の性格は、趣味に取り組む姿勢が強固で行動力と正義感が伴い知力にも優れています。
好きな事に対する集中力は並々ならぬものがあるのですが、一方で、興味の範囲外の事に対してはあっさりとしたもので、周囲に言われるとおりに流されるという一面を持っています。
日干辛の食神の性格
日干辛の食神の性格についてご紹介します。
日干が辛で蔵干に、癸があるとき地支通変は食神になります。
辛は五行の金で陰陽は陰になり、癸は五行の水で陰陽は陰になります。
辛と癸は陰と陰の関係になり辛らしさは表面に現れるようになります。
辛は宝飾品や小型の刃物などを表します。
短気でストレスを溜めがち、完璧主義者、感受性が強い、と言った特徴があります。
癸は雨や霧を表しています。
状況に合わせて形を変える順応性、暖かい包容力、そして潔癖さを併せ持っています。
また知性を内面に秘めています。
また食神は食傷星(食神・傷官)で表現や行動の欲求を表す通変星です。
食神は趣味が高じて、そのまま職業になってしまう遊びが上手な通変星です。
協調性もあり明るく陽気なタイプで好きな事には集中力を発揮しますが、つまらない事には向き合えない、少々子供っぽい面も持っています。
日干辛で食神の性格は、感受性豊かで趣味に興じ、少々短気で子供っぽい面もあります。
潔癖症気味ではありますが輝くような魅力もあるので人気者になります。
日干壬の食神の性格
日干壬の食神の性格についてご紹介します。
日干が壬で蔵干に甲があるとき地支通変は食神になります。
壬は五行の水で陰陽は陽になり、甲は五行の木で陰陽は陽になります。
壬と甲は陽と陽の関係になり壬らしさは表面に現れるようになります。
壬は海や大河を表します。
人の心を読む能力に長けており、聡明な知恵者で知的好奇心が旺盛です。
ただし流されやすい面も持っています。
甲は大樹に例えられ、伸び伸びとした性格で、正義感が強いタイプです。
また食神は食傷星(食神・傷官)で表現や行動の欲求を表す通変星です。
遊びが上手で協調性もあり明るく陽気なタイプで好きな事には集中力を発揮しますが、つまらない事には向き合えない、少々子供っぽい面も持っています。
日干壬で食神の性格は、知的好奇心をくすぐるような趣味に興じ、協調性もあるのですが、つまらない事に対しては向き合えず、どうしても意に沿わない事をやらざる得ない状況になっても、ついつい楽しい方に流されがちになります。
日干癸の食神の性格
日干癸の食神の性格についてご紹介します。
日干が癸で蔵干に乙があるとき地支通変は食神になります。
癸は五行の水で陰陽は陰になり、乙は五行の木で陰陽は陰になります。
癸と癸は陰と陰の関係になり癸らしさは表面に現れるようになります。
癸は雨や霧を表しています。
状況に合わせて形を変える順応性、暖かい包容力、そして潔癖さを併せ持っています。
また知性を内面に秘めています。
乙は草本植物に例えられ、困難を受け流しやり過ごす芯の強さを持っています。
また食神は食傷星(食神・傷官)で表現や行動の欲求を表す通変星です。
食神は趣味が高じて、そのまま職業になってしまう遊びが上手な通変星です。
協調性もあり明るく陽気なタイプで好きな事には集中力を発揮しますが、つまらない事には向き合えない、少々子供っぽい面も持っています。
日干癸で食神の性格は、暖かく包容力のあるタイプで協調性もあり、遊び好きで趣味が高じてそのまま職業にしてしまうタイプです。
知的で明るく陽気なのですが、少々子供っぽく、苦手な物には近寄ろうとしません。
食神の適職
通変星の並びによって、適職が異なります。
下記を見ていない方は、まずこちらをご覧ください!
食神の適職は、住環境を提供する不動産業、感動や楽しみを与える文筆業、手先を使う技術を生かす芸術家・工芸家、医療関連の技術者である歯科技工士・看護師・作業療法士・放射線技師・鍼灸師などです。
技術・技能・職人的な作業が向いています。
自分の好きな事や趣味に関連する業務、楽しくできる仕事には集中して取り組みます。
円満で温厚な人物として慕われるので協調性を持って挑むプロジェクトでも実力を発揮します。
あまり長期間は集中できないので短期決戦型になります。公務員にはあまり向いていません。
一般事務や単調作業にも向いていません。好きな事が出来なくなるので管理職にも向いていません。
トップの人物をサポートする業務の方が向いています。
食に困らない星と言われており飲食関連の業務は順調に継続できます。温厚なので幼児教育関連も適職です。
食神と比肩の適職
食神と比肩の並びを持つ人の適職は、自分が興味を持って取り組むジャンルには徹底的に食らいついていく努力と根性があります。
その分野の第一人者となり得る可能性が高いです。
その姿勢は興味対象のみで、それ以外の事についてはさほど興味もないので、少々のトラブルがあっても大きい度量で当たります。
プロ意識が旺盛であっても、それが出世や名声を得るための野心とは結び付きません。
このタイプの人は周囲の評価を気にせず黙々と研究対象に取り組むので、研究者でも特にライバルと一分一秒を争うような産業関連のものではなく基礎研究の分野の研究者として功績を残します。
その他、会社組織には属さない技術者、優れた技巧を身に着けた探求心旺盛な職人など、前向きな姿勢でその道の探究者となります。
食神と劫財の適職
食神と劫財の並びを持つ人は、専門家でありながらも自分のやりたい事を楽しむ事が職業として成立するタイプです。
楽しい事を楽しむのに一生懸命です。思いついた時にすぐ行動に移す迅速さもあります。
気前が良く人気もあるので、などで、うまく時代とマッチすれば時の人として活躍することも。
例えばワイドショーのコメンテーターとしても活躍する文学者、料理が得意でレシピ本も出版するような歌手、歌って踊りながらライブで作品を作り上げる芸術家など、専門性を前面に押し出したタレント、特殊な技能を使った芸術家などです。
普通の企業に勤める事はこのタイプの良さを殺してしまうので、自営業や個人事業主として趣味を活かした働き方をしましょう。
食神と食神の適職
食神と食神の並びを持つ人の適職は、サービス業・ファッション関連・タレント・コスメや理美容関連の業務です。
また趣味の分野の評論家として、その分野の第一人者として認識される事もあります。
漫画・アニメ・車など、好きな事についてブログで書いていたら連載や出版の打診が来た、などという事もあるかもしれません。
生まれつき強運の持ち主なので、少々の事では動じません。好きな事を職業としますが、他のタイプなら挫折するような事があっても、どうにかなるさと楽天的に構えます。
そもそも仕事を仕事と捉えず趣味の延長と考えているので、遊び感覚になり一度や二度の失敗でも諦めずにチャレンジするタフさと無邪気さがあります奔放で魅力的な人物として見られるので人気運も高くなります。
食神と傷官の適職
食神と傷官の並びを持つ人の適職は、独特な感性を生かしてタレント・評論家・芸術家・文学者・研究者・作家・デザイナーなどで活躍します。
平凡な業務には向いていませんが、この人でなければ駄目と呼ばれるような存在として衆目を集めます。
自分の意思と関係なく無意識的に衝動的・突発的な行動を取る傾向があるので、他人からは少々癖のある人と見られがちです。
けれども、このタイプの人は自分の世界が明確にあるので突飛に見えても実は自分の世界のルールに従って行動しているだけなのです。
本質はとても真面目な人です。探求心も旺盛です。
探求活動から最先端の物やトレンドを作り出して時代を引っ張っていきます。ファッションリーダーになるのもこのタイプです。
浮き沈みが激しい運勢ですが、自分の才能を信じて乗り切りましょう。
食神と偏財の適職
食神と偏財の並びを持つ人の適職は、料理研究家・舞台俳優・宗教家など、独特の魅力を生かした職業が向いています。
芸術家・陶芸家なども独特の作風で人気になります。エステ・ネイルアート・メイクアップアーティスト・美容師など美容関連でもその才能を発揮します。
ファッション関連ならセレクトショップのバイヤーもしくはオーナーなどでも実力を発揮します。
自分の現状に満足せず、常に向上心を持って更に上を目指す活発なタイプです。人生を思う存分楽しもうとしているので、プライベートの時間を大切にします。
束縛されることを嫌うので、大企業での勤務、公務員などは向いていません。独特な魅力で人を魅了します。ちょっと風変わりな雰囲気も持っています。趣味の延長線上にある業務が適しています。
食神と正財の適職
食神と正財の並びを持つ人の適職は、料亭・レストランの経営もしくは料理人・シェフ・パティシェなど料理関係の業務では素直な表現が大衆の共感を得て人気が出ます。
医師なら臨床系よりも病理、看護師ならある程度実務を積んだ後に研究者もしくは指導者として教育機関で活躍するのも良いでしょう。
ある程度自由に動けても誰かに管理される状況が適しています。ただし無邪気で行き当たりばったりな所もあるのでカウンセラーには向いていません。
生まれつき強運の持ち主なので何事も上手く行ってしまい挫折と縁が薄くなりがちです。
そのため、精神面では幼いまま成長してしまうこともあるのですが、それを逆手に取ってピュアな感覚の持ち主として人間関係や創作活動に生かすと業績も上がるでしょう。
自分の才能に自信を持って前向きに進んで行くことが大事です。
食神と偏官の適職
食神と偏官の並びを持つ人の適職は、特殊な技能を表現する仕事にむいています。
「自分が好きなこと」を仕事にできるタイプ。
自由な世界で才能を発揮しますから企業よりも自営業、個人事業主が向いています。
タレントさんでも、演技や歌唱などの芸能活動での技能と同じ位の実力を調理などで発揮するタイプです。
食神そのものが強運の星なのですが、このタイプはその中でもかなりの強運の持ち主になります。
偏官の持つ執拗な執着心が抑えられるので人当たりが良いタイプになります。
ただし技術に対する執念はかなりのもので、平凡な業務を行いながらも技術を生かせる場面を常に探しています。
強運を発揮して二つの世界で同時に活躍する器用さを発揮します。
普通ではない行動力を見せるので自分の属する業界からは少々異端にみられる事もありますが、それはトップランナーの証なので気にする必要はありません。
食神と正官の適職
食神と正官の並びを持つ人は、鋭く切れる頭脳を持っており、策士になる傾向があります。
不動産業やサービス業はこのタイプに向いています。塾講師なども適職です。
企業勤務や公務員も向いていますが、管理下におかれてしばられる仕事は向いていないので、上手く息抜きをして調節を心掛けてください。
自己演出が上手いので、どんな職種であっても若いうちに立身出世するでしょう。
自分の見せ方が上手いので企業で営業職などに就いても取引先との交渉で自分に有利な状況に持って行く事ができます。
ただ真面目な外向きの顔を持つ一方で内面には自由を求める食神らしい部分が隠されているので、外向きの顔だけの生活になってしまうとストレスが溜まってしまいます。
ストレスがたまりすぎると、ある日突然衝動的な行動を取って取り返しのつかない状況に陥る事もあるので注意!
食神と偏印の適職
食神と偏印の並びを持つ人の適職は、デザイナー・漫画家など当たれば大きく稼ぐ事ができる仕事、外交や貿易など時流を読むセンスを要求される仕事に向いています。
時代の波に乗り流れに身を任せて各業界を渡り歩く生き方がピッタリなタイプです。
技術力が高く専門分野で独特な才能を発揮します。このタイプの人の発想を生かせる環境であれば相当な発展運が期待できます。
ただし一か所に留まる事はないので、しばらくすると離職・転職をして別な環境へと移っていきます。
その時々の運に左右されやすいという特徴があり、人気商売に就く事も多いです。
独特な技術を使った発明をする事もありますが、それを元にして起業をする事はなく、技術ごと起業に売って、それを元手に別な仕事を始める事もあります。
食神と印綬の適職
食神と印綬の並びを持つ人の適職は、研究者・文学者・数学者など創造力を生かした業務、宗教家・牧師など精神面の助けとなる業務などは向いています。
ご自身が快適に過ごせる環境が一番大切です。
プライベートを重視する働き方をするか、もしくは趣味や才能がそのまま仕事になります。
人間嫌いと言う訳ではないので、慕ってくる人の面倒を良く見るという一面もあります。
自由を愛し人生を充実させる事に重きを置いていても不真面目ではありません。一本芯の通った強くて真面目な人です。
確固たる信念を持ち、それを大切にしていますから、仕事に対しても非常に真面目に向き合います。
また合理的な考え方を大事にします。
プロスポーツでも合理的なトレーニング方法を取り入れるなどの工夫をし、実力を存分に発揮します。
食神と他の通変星の相性
食神の人は愛想が良く円やかな雰囲気で多くの人を魅了します。好きな事に対する集中力は並々ならぬものがありますが、責任重大な場面になると緊張して固まってしまうので、気楽な立場で居られる状態が食神の人にとって最も居心地が良いのです。
食神の人が人間関係に求めるものも、居心地の良さと気楽さになります。遊び好きでもあるので気楽に遊びに付き合える人物を重宝します。
ただし、親しくなると依存してくるようになります。誘惑に弱く異性にも弱いので、食神の人と付き合うためには上手くリードして、こちらに興味を向けさせ続ける事が重要になります。
比肩と劫財からはエネルギーを与えられ、傷官とは趣味に生きる者同士として、偏財と正財には世話を焼きたがるので相性が良く、印綬や偏財からは圧倒され、偏官や正官は食神が圧倒する関係になるのであまり相性は良くありません。
食神と比肩の相性
比肩は自分の事を、食神は趣味の事を話すのが好きなので互いに話が弾みます。相性が良い関係です。比肩側が食神をサポートし、エネルギーを与える関係性になります。
婚姻関係なら比肩がバリバリと稼ぎ、食神が家庭内の調整をするといった関係になります。同僚や友達といった関係では比肩のアイデアを食神が形にするといった具合になります。頼もしい組み合わせですが、二人ともやりっぱなしで後片付けが苦手なので、そこだけ気を付けると良いでしょう。
また、比肩の方は真面目で正義感が強く曲がったことが嫌いですが、食神にはやや享楽的な面があるので浮気に走りがちです。
気を付けましょう。誠意をもって当たる事でトラブル回避になり運気も良くなります。食神の人が比肩の人を上手く乗せてあげるようにすると良いでしょう。
食神と劫財の相性
趣味に生きて趣味が実益を兼ねる食神の人にとって劫財の人は初対面ではニコニコとして面白くて興味を惹く相手です。
食神の人の溢れんばかりの才能を目にして、劫財の人はその才能に利益の片鱗を見出し、事業のパートナーとして食神は魅力的な存在になります。
交際相手や伴侶としても、創造力がある食神の人は芸術やトレンドを好む劫財にとって好ましい相手になります。
食神は劫財の応援を糧に更に才能を伸ばしていくという関係になるので、劫財の人が食神の人に財産や労力をつぎ込む形になります。
食神の人は遊び好きで浮気症な面を持っているので、それが劫財の人にとってリスクになると判断されると、劫財の人からの執拗な攻撃を受ける事にもなりかねませんから、そこは気を付けましょう。
食神と食神の相性
才能に溢れて協調性があり対人関係を円滑にするスキルが抜群な食神同士の関係は、趣味が一致すれば相性は最高な物になります。
その趣味が物作りであったら、お互いに協力しあって、それぞれの得意分野を生かしたオリジナル作品の工房を営んだりすることもあるかもしれません。全く同じ趣味ではなくても、互いの趣味を尊重し合う関係になります。
食神の人は遊び好きで異性との関係の敷居が低く浮気症な面があるので、気が付いたら二人ともそれぞれ別なパートナーがいた、などという事も起きかねません。
それでも、お互いに相手のやる事を尊重していけば、時々は目移りしても、結局は元の場所に戻ってくるといった気楽な関係を続ける事もできるでしょう。それはお互いに相手の事を良くわかっているからです。
食神と傷官の相性
お互いに趣味に生き優れた技術を身に着けているタイプなのですが、食神が陽なら傷官は陰で、食神の人が趣味を趣味として遊び感覚のまま仕事にしているのに対し、傷官の人は技術や仕事に対するプロ意識が高く、これで食べていくのだという覚悟と決意がみられます。
よく似た傾向があるのに、互いに陰と陽でベクトルが異なっているので衝突する事もある関係ですが、相手を尊重する態度を忘れない事で良い関係になります。傷官の人は時々ふっと寂しそうな表情を見せる事があります。
プライドが高いために孤独になりがちなので、そんな顔を見せる事があるのですが、これが世話好きの食神にとってはとても惹かれる要素となります。食神の人が傷官の人をフォローするような関係になります。
食神と偏財の相性
大衆的な魅力があり、趣味を生かして起業したり、真剣に遊ぶようなところがあったりする偏財の人は、食神にとっては良く似たもの同士として仲間意識が高くなる関係です。
偏財の遊びに食神が投資するようなパワーバランスになります。偏財の人も食神の人と同様に移り気な所があるので、お互いに相手の遊びを大目に見る代わりに自分の浮気も許容してもらうといった暗黙の了解があれば、ゆるく関係を続けていけます。
食神の人も偏財の人も、お金関係で困る事はあまりないので、金持ちケンカせずといった状態になります。このように相性は悪くないので、互いに妥協できるラインを確認しておくことが長続きの秘訣になります。
食神と正財の相性
丸みを帯びた雰囲気の食神の人と正統派で家庭的な所もある正財の人は相性が良い関係です。
食神の人は遊び好きで移り気な所もありますが、正財の人の誠実さに心惹かれて、平凡ながらも静かで安定した生活を送る様になります。
食神の人のエネルギーが正財の人に与えられるような関係であることと、どちらも楽天的なところが共通するので、何かトラブルが起きても少々のことでは壊れない間柄になります。食神の人は趣味を極めるタイプです。
正財の人も技術の習得については食神の人ほどではないものの、趣味に熱中する傾向があり、本当にやらなければいけない事がおろそかになってしまうので、その点は注意しましょう。共通する趣味があると良いでしょう。
食神と偏官の相性
食神の人の人懐っこさに対して偏官の人はどこか他人を拒否するような所があり、特に偏官の女性は異性に対して不信感を持つ傾向があります。全て自分でやってしまおうとする他人を寄せ付けない高いプライドを持っています。
そして野望を実現するために努力するのですが、そんな偏官の人に対して食神の人は圧倒し、屈服させてしまう強さを持っています。食神の人は現状を分析する能力にも長けているので偏官の人の少々意固地な所を指摘し、納得させてしまいます。
そして冷静に偏官の人のナイーブな内面を受け止めてあげるので、次第に相手も心を開いて信頼するようになります。交際相手としては相性の良い組み合わせとは言えませんが、偏官の部下と食神の上司の関係であれば上手く行きます。
食神と正官の相性
最終的な結果が良ければ途中経過で寄り道をしたり失敗したりしても構わないという余裕で物事に接する食神の人に対し、正義感が強く潔癖気味な傾向がある正官の人の組み合わせはあまり良くありません。
食神の人のマイペースな調子に正官の人は調子を狂わされてしまい本領が発揮できません。また浮気症の傾向がある食神の人に対して、心変わりなど不潔で許せない正官の人では、恋愛に対する態度が正反対のものになってしまいます。
交際をしていても正官の人は食神の人の心変わりにハラハラさせられて心が休まる日はありません。これは職場や組織、学校などでの対人関係でも同様です。
友達同士で上手く行っていたのに、ちょっとしたことがきっかけで正官の人が食神の人を不潔で不誠実な人間として拒否するようになってしまいトラブルに発展する可能性が高くなります。
食神と偏印の相性
アイデアを形にする事が上手な食神の人と、次から次へと新しい発想が湧き出る偏印の人の組み合わせになるので、偏印の人がリードして食神の人に指示を出し、食神がそれを具体的な形に作り上げるようにすれば良いでしょう。
偏印の短気な所が食神の人を圧倒してしまいますから、あまり相性が良いとは言えません。偏印の人はトレンドにも敏感なのですぐに新しいものに飛びつきますから、その変わり身の早さについていけるかどうかが上手く行くコツになります。
偏印の人は何でも興味を持ったものに手をだしたあげく、一人で勝手に疲弊してしまってやりっぱなしになりがちです。それに振り回されないよう、食神の人が上手くフォローしてあげ、おだてて調子に乗らせてあげると良いでしょう。
食神と印綬の相性
印綬の人は芸術的センスと繊細な感覚を持っていますから、この人の考え方を尊重し、アーティスティックな感性に影響を受けるようになると、食神の人の創作活動も表現に幅が出てくるようになります。
交際をする際にも、印綬の人のリードで進めるようにするのが良いでしょう。印綬の繊細さをないがしろにして食神の奔放さを優先させてしまうと、印綬の人は食神の浮気症な所に我慢がならなくなり、常に小言を言い続けているような状態になってしまいます。
印綬の人は頭が良く、こだわりが強いので、思う通りにならないとストレスで体調を崩してしまう事もあります。食神の人も我慢する事が苦手なので、なんとか印綬の人に合わせてみようと努力しても、つい浮気の虫が顔を出してしまい、騒動に発展してしまう事も少なからずあるでしょう。
五行と食神を組み合わせて性格を鑑定
すでに干支をご存知の方は読み飛ばしてください。
干支を調べるために、四柱推命の命式を作成する必要があります。
私のオススメは、下記の命式作成サイトです。
必要項目を入力するだけで、簡単に命式を作成できます!
上記の例だと日干は「丙」で、五行は火となります。
食神と五行バランス
先ほど出した命式サイトの少し下に、五行のバランス図があります。
五行のどれが強いか弱いかを判断することで、より詳細に鑑定することができます。
上記の例だと五行は火と土が強い人となります。
この命式作成サイトは旺相死囚休と支合、干合、方合、三合が加味されていないため、正しい五行のバランスとは言い難いです。目安として見て頂けると幸いです。
食神の性格、容姿、運勢
それではさっそく、食神を読み解いていきましょう!
木火食神の性格
- 良いところ
瞬発力が強みです。
仕事であれば、指示されたことに対して即座に行動をします。
好きになったら、すぐにアピールするところがチャーミングな人。
好奇心が強く多種多様なことに興味をもつため、知識が豊富です。
- 悪いところ
あきっぽいところがあります。
知識は豊富なものの、あきっぽいので浅くなりがちです。
木火食神さんがじっくり腰をすえることを身に着けると、
大変頼もしい存在になります!
火土食神の性格
- 良いところ
正義感が非常に強く、人としての善悪の区別がつき、面倒見がよいひとです。
人を裏切ってはいけない、嘘をつくのはよくない、
人が優しくしてくれたら、相手に優しくする。
人として当たり前のことですが、それを全うできる人はなかなかいません。
- 悪いところ
真面目な部分が災いして、少し頑固なところがあります。
みんな自分みたいに、人としての善悪が分かる人だけではありません。
相手に腹を立てるのではなく、スルーするのが得策です!
土金食神の性格
- 良いところ
好奇心旺盛で趣味をたくさん持つ人が多いです。
文章がうまかったり、もの作りが好きなど職人的な気質を持ち合わせていますが、
言葉ではないものでアウトプットすることが上手な人が多いです。
- 悪いところ
損得勘定が働きすぎで、自分を見失ってしまうことがあります。
純粋に作りたいもの、興味あることを発信してみましょう。
あなた自身の魅力でも十分に勝負できるはずですよ!
金水食神の性格
- 良いところ
冷静な思考力と行動力です。食神は考えるより先に行動するタイプですが、
金水食神は一回立ち止まって考えることができます。
話術が上手です。感情的な食神ですが、冷静な部分を持ち合わせているので
説得力がある人です。
- 悪いところ
クールなあまり、まわりから誤解されがち。
本当は無邪気で純粋な性質を持ち合わせているので、
時には感情のまま発言したり、思いのままふるまってくださいね!
水木食神の性格
性格
- 良いところ
バランス感覚に優れています。
組織の中に一人はいてほしい、人と人の円滑剤としての役割で重宝されます。
朗らかで優しい雰囲気の持ち主なので、そこにいるだけで雰囲気が明るくなります。
- 悪いところ
常識や周りにとらわれ過ぎて、自分を出せなくなりストレスをためがち。
周りの人のことを考えることも大切ですが、
一番は自分を可愛がってくださいね!
食神と十二運で鑑定する方法
食神と十二運の組み合わせで性格が変化します。
まずは下記をごらんくださいませ!
食神と胎の性格とは
食神と胎の人は、人当たりが良く朗らかな性格が加わる為、相談を持ち掛ければ親身になって対応してくれるタイプです。決断力に欠けるところがありますが、大きくまとめて処理しようとします。
食神と養の性格とは
食神と養の人は、心配性な面が少なく、ゆとりのある態度で顔も広く大きな仕事を好みます。ただ、少々依頼心が強くなるので気を付けましょう。
食神と長生の性格とは
食神と長生の人は、他人に好かれやすく争いごとを好まず協調性があります。慎重で前もって準備をしない行動はとりません。
食神と沐浴の性格とは
食神と沐浴の人は、食神の持つ、好きな物は集中して取り組むけれど嫌いなものには手を出したくないという性質が影響するので沐浴のもつ行動力が表に出にくいのですが、やる時は大きく出るタイプです。協調性もあります。
食神と冠帯の性格とは
食神と冠帯の人は、社会に馴染もうとする傾向が強く、おっとりと可愛いタイプになります。
大衆の気持ちを掴むのがとても上手く、頼りがいのある人に重用されるようになります。慎重で仕事を始める前の下準備に時間をかけます。
食神と建禄の性格とは
食神と建禄の人は、温和になります。何か事を起こそうとする時は、慌てずにじっくりと下準備をしてから行動に移します。
どちらかと言えば自分が実行するよりも、他の人を動かす方が好きです。好きな事や趣味に関する勉強は熱心にやります。一見派手に見えますが、しっかり貯金もしています。
食神と帝旺の性格とは
食神と帝旺の人は、親しみやすく協調性を持ち交際範囲が広くなります。気が付いたら一緒に仲良く行動をしていたりもします。
また行動が慎重になりますが、準備が整えば大きく打って出ます。
食神と衰の性格とは
食神と衰の人は、事を起こす機会を慎重に見定めます。確実に実現する状況を好み、周囲との協調を図ります。
温厚で協調性が高くて、愛らしく他人に好かれやすい雰囲気をまとっています。その代わり攻撃にはとっても弱いです。
食神と病の性格とは
食神と病の人は、相手の欠点に気付いてもやんわりと指摘します。
大衆受けが良く、じっくりと腰を据えて仕事に取り組みます。芸術的なセンスが高く、芸術・美術などを職業とすることもあります。そしてお金の扱いが上手です。
食神と死の性格とは
食神と死の人は、愛らしく協調性も有ります。
他人の話をよく聞いて理解します。創造性には欠けるのですが、元々あったものを上手に作り変えて更に良いものにする才能があります。ただ、少々内弁慶になりがちなので気を付けましょう。
食神と墓の性格とは
食神と墓の人は、他人から人気が出るのですが、創造力や自主性は乏しくなりがちです。聞き上手なので、話し相手として重宝される事も多いでしょう。
社会情勢に合わせて行動するので世渡り上手です。大人しくて地味だけど可愛らしい人という印象をもたれますが、内面には猜疑心の強さを秘めています。
食神と絶の性格とは
食神と絶の人は、交際範囲の広い人気者です。
話術が上手いので、それを生かした趣味で大いに活躍します。例えば料理が趣味だったら料理上手な芸人として活躍する、といった感じでマルチタレントとしての才能を発揮するでしょう。
一見、チャランポランに見えますが、行動に移す前の下準備は入念に行い、実行は大きくやる事を好みます。
その他十二運の性格は下記をごらんくださいませ!
胎 | 養 | 長生 | 沐浴 | 冠帯 | 建禄 |
帝旺 | 衰 | 病 | 死 | 墓 | 絶 |
食神大過
食神が大過している場合、性格や運気の読み方が少しかわります。
※大過とは…命式内、もしくは大運と命式の合算で同じ星が3つ以上あることです。
食神大過の性格
食神大過の性格をご紹介します。
食神の人は人当たりが良く円やかな雰囲気で人々を魅了し、趣味を仕事にするようなタイプですが、食神が大過すると好きな事に熱中して他の事は目に入らなくなり責任重大な場面になると緊張して固まってしまい何もできなくなってしまいます。
日々の暮らしの中でも遊びが過ぎるようになり、更に責任転嫁や近しい人に対する依存心も酷くなります。
そして好きな事に対して熱中するようなタイプですからどうしても誘惑に弱くなってしまい、アルコール依存・ギャンブル依存になったり異性関係などでトラブルを起こしやすくなったりします。
また食神大過の人は結婚しても子供には恵まれない可能性が高くなります。
食神大過の運気が良い時期
食神大過の運気が良い時期をご紹介します。
食神は身弱の通変星なので、食神大過の状態は身弱が過ぎている状態とも言えます。
この場合は大運や年運に最も強い運気が来た時に開運し、良い運気になります。
また財星(偏財・正財)にはエネルギーを与えるようになるので勢いが多少削がれるのでバランスは良くなります。
また、印星(偏印・印綬)からは圧倒され剋されるので食神の勢いは薄れてバランスが良くなります。
特に偏印からは無情に剋されるので食神の勢いは徹底的に削がれるようになり、影響は薄れていきます。
印綬の場合は有情に剋するので最後には食神に対する攻撃の手を緩めるようになってしまいますから食神が完全に剋される事はなく、バランスはあまり改善されません。
食神星まとめ
占いの結果を正しく知るためには、結論占い師に鑑定してもらうのが一番です。
記事でご紹介できるのは、占いのほんの一部になります。
私の場合、実際に鑑定するときは四柱推命で全体の五行を見たうえで、旺相死囚休を当てはめて、どの通変星が強いかを判断し、全体のバランスを加味しながら通変星が命式内でどのように動いているかや、時に方位、姓名判断で吉凶を占います。
鑑定方法も、流派によって考え方が大きく異なります。
鑑定者と占い師の相性もとても重要です。
とはいえ、はじめましての鑑定料を占い師さんに鑑定料を支払うのも躊躇しますよね。
私も実際に勉強のために使用したことのある、とてもに良く当たる無料占いサイトをご紹介します。
詳しくは下記をごらんください。
※個人鑑定も受け付けています。