こんにちは、占い師詩織です。
十干の一つである壬が命式内にある人は必見です!
壬が干支が命式中のどこに現れるかによって、性格が異なります。
※下記の記事を先に読んでくださいね!
--> ※目次は、読みたいところから読んでくださいね!※
壬の性格とは?
壬に共通する性格をご紹介します。
壬は水(陽)で、海や大河を表しています。
大らかで穏やかな様子で、慌ただしく動いたりすることはなく、トラブルが起きても焦る事はなく悠然と構えています。
人の心を読む能力に長けており、聡明・知恵といったキーワードがポイントになります。
流れる水を留める事はできません。
自由を愛し、束縛を憎みます。
川の成立する様子から、大器晩成型が多いとも言われています。
小さな川が集まって大河になり、海へとつながるように、経験を積んで少しずつ成長していきます。
そうした穏やかな面とは別に、全てを飲み込むような激しさや濁流となって全てを押し流す強さも兼ね備えています。
水が無ければ人は生きていけませんが、壬も人に親切にするのが好きで、人の役に立つことが喜びになります。
しかし、流されやすい性質もあるので、勝負事が好きで怠け癖も持っています。
大らかで自由を愛する人は、怠惰で楽しい事しかしない人にも成りうるのです。
壬と十二運で性格を診断
壬と十二運の組み合わせ、60干支の性格をご紹介します。
壬午(壬 胎)の性格
壬午(壬 胎)の人は、自分のアイデアを自分の力で実現させようとする、思考型と行動型のハイブリッドです。
知的レベルは高く、人の思考を読むのも上手いのですが、協調性には欠けるので組織の中でチームワークを組んで行動するのにはあまり向いてないかもしれません。
壬午は、壬(大海原・水源)と、午月(旧暦の六月で真夏)の性質を併せ持った人です。
またの名は夏の海・真夏の太陽の下の大海です。
さんさんと降り注ぐ太陽が、海面に反射しキラキラと光り輝きますので、外面は非常に明るく穏やかな人という印象を与えるでしょう。
また、習得本能が強いので、知的で多芸多才で、マルチプレイヤーの素質があり、なんでもさらりとこなしてしまう器用さを持っています。
頭の回転も非常に早く聡明でしょう。
洞察力・直観力も鋭い物があると言われています
夏の海と言えば急激な天候の変化も一つの特徴ですね。
暖められた大量の海水は水蒸気となり、上空で積乱雲や雷雲を生み出します。
加えて、壬の水と、午の火の相反する性質が一つの干支となっていますので、内面に秘めた葛藤の激しさは、随一で感情の起伏も激しい人と言えるでしょう。
感情が抑えられず、気分屋と見られたり、波乱万丈な人生となる事も多くなってしまうかもしれません。
コミュニケーション能力を磨き、相手との適度な距離感を保てるようになると良いでしょう
また、壬午は異常干支という特殊な干支でもありますので、霊感や先見を見通すような力を持っている人も多いと言われています。
神秘に包まれたその感性は、周囲から不思議ちゃんとして見られる事もあるようですが、またそれも個性と言えるのではないでしょうか。
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壬午の恋愛
壬午の恋愛は、気分のむらがあるので相手を振り回してしまいやすいという傾向があります。
コミュニケーション能力と、自制心を持つ事が恋愛成就のカギとなりそうですよ。
壬午の女性は、マイペースでゴーイング マイ ウェイ!
まさに我が道を行くタイプと言えるでしょう。
瞬発力・計算高さはピカイチで、視野も広いのが特徴です。
その愛嬌となんとも言えない我がままさは同年代というより、年長者、年上男性から愛される要素が強いのです。
玉の輿ナンバーワンの干支とも言われており、ハイスペック男性から言い寄られることもしばしばです。
年長者とのご縁が強いでしょう。
恋愛は、その時の気分で短命になりやすいのですが、次への切り替えも非常にスピーディーなので、彼氏が途切れない人とも言えるかもしれません。
壬午の男性は、正直で分かりやすい人です
おおらかな雰囲気で、接しやすい人という印象を与える事でしょう。
人見知りをせずいつもニコニコフレンドリー
異性からの人気も高めです。
しかし、旺盛な好奇心で「あれもいい」「これもいい」となりやすく心もうつろいやすいので注意が必要です。
アップダウンが激しくもうだめだと思ったら、元気いっぱいという一面もあり掴みどころが難しい部分もありますね。
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壬未(壬 養)の性格
壬未(壬 養)の人は、大らかで愛情に溢れていますが、些細な事が気になる様になります。
愛するが故に相手の一挙手一投足がいちいち気になるので、時々は趣味に没頭して気持ちを逸らすようにするのも良いでしょう。
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壬申(壬 長生)の性格
壬申(壬 長生)の人は、他人と争い、常に抜きんでていたいと感じる人ですが、指導する能力にも長けています。
客観的な視点を持った指導者として振舞う事が出来るタイプです。
壬申は、壬(大海)と、申月(八月旧暦では初秋の候を指します)の性質を併せ持った人です
またの名は、初秋の大河や、秋の豊かな水源です
申は金の性質ですが、金生水となり、壬の水源ともなります
その様は、常に清らかな水が豊富に溢れる豊かな水源を連想させますね
壬申の人の心は、そんな豊かな水源のように、透き通り、純粋で、清らかな心を持つと言われていますよ
壬申の特徴は、なんといっても、体験型の習得本能が強いという事です
とりあえず「なんでもやってみる」という精神の持ち主で
知識量は、60干支の中でもトップクラスと言われています
向上心と好奇心に溢れ、独創的で、革命を起こすような人物でもあります。
しかし、水の留まらないという性質から、膨大な量の知識をまとめることができず、なかなか成果に繋がらないという一面があるようです。
しかし、導き出される結論事態は、正解なのです
何事も冷静に取り組めるかが成功の分かれ道となるでしょう
水が強じていますので、強すぎる自我と自意識が出てしまう事があり、対人関係のトラブルになる可能性がありますので、自我のコントロールも開運へのカギとなりますよ。
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壬申の恋愛
壬申の恋愛は、男女共に第一印象は才がある人と見られるので異性から一目を置かれる存在となる事でしょう。
壬申の女性は、聡明な女性という第一印象を与える事でしょう。
その明るさからムードメーカ的な存在ともなり、人から愛される人気者です。
勝気で男勝りな一面や口うるさい一面や負けず嫌いな一面がありますが、周囲を巻き込む力があるのでやっぱり人から愛されるでしょう
しかし、内側には水のような冷たさがあります
人に頼る事が出来ずストレスを貯めやすい傾向があります。
明るい表面とは裏腹な複雑で敏感な心の持ち主と言えますね
壬申の男性は、聡明で頭の回転も非常に高い人でしょう。
冷静さ・観察力・洞察力があり相手が何を求めているかを察知する能力にも長けていますので、女性からはもてやすい傾向がありますよ。
しかし、その内面は、女性と同様に繊細で神経質なのです。
また、壬(水)の流れ続ける性質が出てじっとしていられない人・縛られる事が嫌いな人でもあると言えるのではないでしょうか。
外面と内面のギャップが大きい壬申さん。
なんとなく頼りたくなるような異性や、包容力のある年上の異性との相性が良さそうですね。
男女ともに人から愛される人気者が多いので、恋のチャンスは多いはず!
頑張ってください!
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壬酉(壬 沐浴)の性格
壬酉(壬 沐浴)の人は、考えすぎ、言い過ぎに気を付けてください。
効率的、合理的な事を好み、行動力は激しいものになります。
また、プライドが高くなりがちです。
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壬戌(壬 冠帯)の性格
壬戌(壬 冠帯)の人は、冠帯の特徴が良く表れており、穏やかに社会と協調する事を好みます。
流行に敏感で、時に世間体を気にしすぎる事があります。
周りの目を気にしすぎて辛くなったら海を思い浮かべて大らかな気持ちを取り戻しましょう。
壬戌は、壬(大海・湖)と、戌(十月)の性質を併せ持った人となります
またの名は、晩秋の湖・才能ある強運者です。
広大な海と、地に足が着く秋の山脈、海から連想される広大なスケールと、山から連想される現実的・どっしりと構える佇まいが合わさった人でしょう。
外面は、とても落ち着きがあり、おおらかな印象を与えます。
内面は、非常にロマンチストさんなのです。
ひらめき・直観力に優れており、多芸多才な人でもあるでしょう。
マルチプレイヤーでもあり、どんな仕事についても、その器用さと、地に足をつけた現実主義な感覚に裏打ちされた努力を重ねる人ですから、頭角を現し大成してゆくことでしょう。
人との争いは好まず、なんでもオッケーをする受容力も持ち合わせた人格者です。
その人柄は、多くの良縁を育み、信頼も得ます
それが後のサクセス人生となってゆくことでしょう
良い事ずくめな壬戌さんですが、「言葉」には注意が必要です
自分の能力が高いために、相手を見下したり、劣った相手への圧が毒舌さとして出てしまう事がありそうです。
不動の山(戌)の性質で、頑固さ・短気さが重なると相手のダメージは非常に大きなものとなりそうです。
言葉を選ぶ事ができれば、争いやトラブルは発生しづらくなりますので、頭の片隅において置いてはいかがでしょうか。
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壬戌の恋愛
壬戌の恋愛は、「ドラマチックさ」がテーマとなりそうです。
情熱的な恋愛と短気な一面が混在し、良くも悪くもドラマチックな恋愛となるのです。
壬戌の女性は、精神的にタフで、行動力と勢いがあります。
「これがいい」と思うと、一直線に掴みに行くような強さも持ち合わせているでしょう。
普段は、穏やかに優しい人柄ですので、恋人ともラブラブなのですが、喧嘩などが起こると大炎上してしまう危険性がありますので、自己コントロールが出来るかが鍵になりそうです。
壬戌の男性は、好きになったら一直線!
浮気・不倫とは無関係といった人が多いようです。
好きな人には、惜しみない愛を注ぐ傾向があります。
しかし、マイペースな性格なので、常にべったりというわけではなく、自分の時間も大切・相手との時間は相手に愛情を出し切るという人でしょう
自分の意思が固く、時に短気さがあるので、カッとなった時は、恋愛が壊れてしまうほど、言い争ったり、自分をまげない頑固さが出るようです。
しかし、その誠実さは、結婚向きでもあり、安心して生涯暮らせるような相手でしょう。
好きな相手には、誠実に穏やかに向き合う壬戌さん。
自制する心と、言葉、協調性を意識することができるかが幸せな恋愛成叶の鍵となりそうですね。
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壬亥(壬 建禄)の性格
壬亥(壬 建禄)の人は、悠然と構えて雄弁に語り、自分の実力に自信があるので余裕たっぷりといった様子です。
権威を持ち尊敬されたいと常に思っています。
その分、協調性に多少欠ける所があります。
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壬子(壬 帝旺)の性格
壬子(壬 帝旺)の人は、手際よく、自分の考えで物事を推進するのですが、計画の見通しが立たなくなると狼狽してしまいます。
壬子は、壬(大海・湖)と、子(十二月)の性質を併せ持った人となります。
またの名は、真冬の海・大海の嵐です。
水属性の壬と、真冬で水が興じる十二月の子でありますので、人生は嵐の如く波乱万丈になりますが、大器晩成型で最後には成功を掴む人でしょう。
外面はのんびりしていてマイペースなのですが、内面には、自分の人生・生き方に責任を持ち、自ら世界を革命してゆくような信念と、プライドが非常に強く、スケールの大きな人な前進力のある人なのです。
荒波を超えるかの如く、時代の変化に勇敢に立ち向かう姿はまさに革命家!
他人を巻き込む力もあり、多くの人に影響を与える力を持った人でしょう。
しかし、その強引さと気まぐれさは、まるで津波のように全てをかき混ぜ、混乱させてしまうような力も持っているのです。
その為、周囲からの孤立や、対人トラブルが多くなるという傾向もあるようです。
コミュニケーション力や、自制心を鍛える事ができると、人生がより円滑に進むようになるでしょう。
しかし、元来の運と性格が強すぎるので、束縛や制約の少ない環境で自由に、ありのまま、思うがままに生きてゆくと良いタイプの人でもあるようです。
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壬子の恋愛
壬子の恋愛は、「自由さ」がテーマとなります。
男女共に、自由でおおらかな恋愛を望む傾向があるようです。
壬子の女性は、束縛が大嫌いで、とにかく自由でいたい人でしょう。
フラットなお付き合いを望み、態度もあまり変わらないようです。
恋愛に対する焦りがなく、余裕のオーラが出るので、スケールの大きな人から好かれる傾向があるようです。
また、細かい事は気にしないおおらかさはお相手の心の安定・安心に繋がるようですよ。
適度な距離感を持ちながら、個とした自立した恋愛が出来る相手との相性が良いと言えそうです
壬子の男性は、「ブレーキの壊れた車」と喩えられる事もあるようです。
とにかく勢いがありリーダーシップをとりたいタイプでしょう。
勢いの向け方が違うと痛い思いをしてしまいそうなので、時には躍る心を抑えられるようにする事が大切です。
しかし、その強引さと行動力・男らしさに後輩や、年下女性からは特に人気があるようです。
壬子の男性も女性と同じく、束縛は大嫌いで、自分のプライベートを持ちながら、自由で気ままな恋愛を望む傾向が強いようです。
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壬丑(壬 衰)の性格
壬丑(壬 衰)の人は、温厚ですが用心深くなります。
状況を判断する能力が優れているので、トラブルが起きても好転する機会を粘り強く待ちます。
保守的で経験を積んで成長していきます。
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壬寅(壬 病)の性格
壬寅(壬 病)の人は、考えが幅広くなるので、大きな仕事に取り組むようになります。
余裕があって悠然と構える様子で有力者とも対等に渡り合い、交際の範囲を広げていきます。
短気な所があるので気を付けましょう。
壬寅は、壬(大海・湖)と、寅(二月)の性質を併せ持った人となります
またの名は、雪解けの水・透き通るような早春の海です
表面上では穏やかでも、時に全てを飲み込み、奪う津波・濁流のように、内には激しい精神と鋭い感性・直観力を持った人が多いようです。
また、どんなものでも取り込んでゆく能力がありますので、頭が良く、回転も速いので「策士」でもありますね。
自分を律する事を美徳とする精神や、自意識過剰な部分が幼い頃からあるので、大人びた子供であることも多いようです。
大人になるとミステリアスな人として周囲から見られる事もあるかもしれません
とめどなく湧き出る雪解け水のように、一度行動しだすと結果が出るまで止まらないようなパワフルな行動力があります。
また、何度負けても立ち上がるような不屈の精神の持ち主です。
自分の夢に正直に生き、常に挑戦を続けるその生き様は「開拓者」!
海外にも縁がありますので、小さな範囲でおさまらないスケールの大きい人でしょう。
しかし、それが強く出すぎると、協調性が無い人と捉えられる事もあるので注意が必要です。
仕事は、独立・自営業などで成功しやすいようですよ
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壬寅の恋愛
壬寅の恋愛は、「狙った獲物は逃さない」がテーマとなります。
また、男女共に束縛されない自由な恋愛を望む傾向が強いようです。
壬寅の女性は、外見はおっとり女性的ですが、内面は対照的で男勝りな強さがあるようです。
駆け引き上手で、オープンな交際を望みます
策士ぶりは恋愛にも発揮されどうしたら意中の彼を射止められるかを考え実行するタイプでしょう。
男勝りで勝気な性格で束縛が大嫌いな壬寅の女性は、外見と内面のギャップが大きく相手を驚かせる事もあるようです。
また、自分がリードしたい派なので、おっとりと、受容力が高い男性との相性が良さそうです。
壬寅の男性は、子煩悩で家族を大切にする人が多いようです。
最近流行りの「イクメンパパ」になってくれるような人でしょう。
人に与える事や、育てる事を自身の喜びとしますので、非常に女性からはモテるタイプと言えるでしょう。
しかし、甘え下手で本心を見せる事は稀なのです。
壬寅女性とはまた違った、計算に基づき動く「策士」と言えそうです。
落とせたの?落とせてないの?と本心を明かさないミステリアスさもまたモテる要因なのかもしれませんね。
自分をさらけ出す事ができる包容力のある女性との相性が良いでしょう。
また、好きになったらとことん愛情を注ぐ人でしょう
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壬卯(壬 死)の性格
壬卯(壬 死)の人は、迅速な判断力を持ち、先人の功績を目標として仕事を進めて行きます。
他人の能力を生かす能力があり、また他人の為に働く事を厭いません。
多少せっかちな所があるので、何か行動を起こす前に一息ついて、少し考えてから行動に移すようにするといいかもしれませんね。
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壬辰(壬 墓)の性格
壬辰(壬 墓)の人は、自由を愛しつつも、行動規範は社会の枠から外れる事はありません。
相手に合わせすぎて流されやすい傾向があります。
壬辰は、壬(大海・湖)と、辰(四月)の性質を併せ持った人となります。
又の名は、春の大海・湖・大河です。
春のこぼれ日がふり注ぐ暖かな気候の中、雪解け水を集め清らかに、雄大に流れ行く様子を表しますので前進力があり、意思が強い人です。
外面は、非常に穏やかでゆったり・気品のある印象を与える人が多いでしょう。
水の如く何でも吸収する力があり、豊富な智恵・感性・計算高さを備えた賢い人です
名家に生まれやすい運命の持ち主ですが、親の運勢とシーソーゲームする運勢であるようです。
苦労が多い人生と言われていますが、その数だけ人間力が磨かれてゆく人です。
なぜなら、壬辰さんは内面に秘めたプライドの高さと、負けず嫌いさは天下一品級。
表面上はサラりとしていても影の努力は凄まじい人なのです
まさに努力の人とも言えるでしょう。
しかし、その思いが強くなりすぎると、自己顕示欲や、頑固さが現れたり、人を見下すような発言をしてしまう事もあるので注意が必要です。
お仕事は、豊かな感性を生かした芸術やクリエイティブな仕事や、理数系の仕事が向いているようです。
豊富な智恵と感性を活かし、スケールの大きい夢を叶えゆく人でしょう。
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壬辰の恋愛
壬辰の恋愛は、「思い立ったら吉日」
スピード感と好きになったら突っ走るという特徴があるようです。
男女共に、一度好きになった相手には深い愛情を注ぐことでしょう。
壬辰の女性は、妖艶な魅力と頭脳明晰で、男性からモテますが、同姓からは犬猿されるような女性とも言えるかもしれません。
外見・内面ともに「高嶺の花」となるような存在になれば男女から一目を置かれる存在となりゆく事でしょう。
自身のスケールの大きさから、引き寄せる男性もスケールが大きい人である事が多いようです。
しかし、「肩書き」や「外見」で判断してしまう事も多いので注意が必要ですね。
穏やかな外面とは裏腹に、寂しがりやのかまってちゃんな部分もありますので、包容力のある年上男性や落ち着いた男性と相性が良さそうです。
壬辰の男性は、個性的で、思い切りの良さと、行動力に溢れた人ですが、外面はクールに振る舞い、口数は少なめです。
また、内面はけっこうズボラなのですが、なぜか天然で可愛げのある人と周囲からは暖かく受け入れてもらえる人徳があります。
恋愛では、自由な交際を望み束縛を非常に嫌います。
趣味・友人・プライベートも大切にしたい人でしょう。
自由な交際なので、言葉足らずで相手を不安にさせてしまう事があります。
コミュニケーション力を磨くと良いでしょう。
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壬巳(壬 絶)の性格
壬巳(壬 絶)の人は、絶の中では比較的、気力が続く方です。
小心者な所があり、流されるままに、ついうっかりノリで他人の秘密を暴露してしまうかもしれません。
誘惑に弱い面もあるので、異性関係のトラブルには気を付けた方が良さそうですね。
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日干壬と通変星の性格
日干壬と通変星の性格をご紹介します。
日干壬の比肩の性格
日干壬の比肩の性格についてご紹介します。
日干が壬で蔵干に壬がある人は、地支通変が比肩になります。
壬は五行の水で陰陽は陽になります。
壬と壬で比肩になると、壬の持つ性質が表に現れます。壬は海や大河を表します。
人の心を読む能力に長けており、聡明な知恵者で知的好奇心が旺盛です。
ただし流されやすい面も持っています。
そして比肩は自星(比肩・劫財)のグループに属し自分自身を表す通変星です。
自分自身を表に出そうとする傾向があり、何でも自分でやろうとし、進んでリーダーを引き受けるタイプです。
少々お人好しな所もありますが裏表は無く、自分に対して正直です。
日干壬の比肩は、自己顕示欲が旺盛で進んでリーダーを引き受けます。
知的好奇心が旺盛で、新しい方法を次々に取り入れ、常にブラッシュアップしていきます。
お人好しで、人の心を読む能力に長けているので、つい、相手の気持ちに寄り添いすぎて流されやすいという傾向もあります。
日干壬の劫財の性格
日干壬の劫財の性格についてご紹介します。
日干が壬で蔵干に癸があるとき、地支通変は劫財になります。
壬は五行の水で陰陽は陽、癸も五行の水で陰陽は陰になりますから、壬と癸の組み合わせでは壬の性質は内に秘めた物になります。
壬は海や大河を表します。
人の心を読む能力に長けており、聡明な知恵者で知的好奇心が旺盛です。
ただし流されやすい面も持っています。
癸は雨や霧を表しています。
状況に合わせて形を変える順応性、暖かい包容力、そして潔癖さを併せ持っています。
知性を内面に秘めています。
そして劫財は自星(比肩・劫財)であり、表面上は人当たりが良く陽気な人物に見えますが内心には野心を秘めており、自分を中心に行動するタイプになります。
日干壬の劫財は知恵者で聡明ですが、それを表に出して知識を必要以上にひけらかす事はありません。
しかし内心には強い意志と野望があるので、自分が思った通りに物事をやり遂げようとします。
ただし、楽しそうな事に誘われるとつい流されてしまう事もあります。
日干壬の食神の性格
日干壬の食神の性格についてご紹介します。
日干が壬で蔵干に甲があるとき地支通変は食神になります。
壬は五行の水で陰陽は陽になり、甲は五行の木で陰陽は陽になります。
壬と甲は陽と陽の関係になり壬らしさは表面に現れるようになります。
壬は海や大河を表します。
人の心を読む能力に長けており、聡明な知恵者で知的好奇心が旺盛です。
ただし流されやすい面も持っています。
甲は大樹に例えられ、伸び伸びとした性格で、正義感が強いタイプです。
また食神は食傷星(食神・傷官)で表現や行動の欲求を表す通変星です。
遊びが上手で協調性もあり明るく陽気なタイプで好きな事には集中力を発揮しますが、つまらない事には向き合えない、少々子供っぽい面も持っています。
日干壬で食神の性格は、知的好奇心をくすぐるような趣味に興じ、協調性もあるのですが、つまらない事に対しては向き合えず、どうしても意に沿わない事をやらざる得ない状況になっても、ついつい楽しい方に流されがちになります。
日干壬の傷官の性格
日干壬の傷官の性格についてご紹介します。
日干が壬で日柱蔵干に乙があるとき地支通変は傷官になります。
壬は五行の水で陰陽は陽、乙は五行の木で陰陽は陰になりますから、陽と陰の組み合わせになり、壬の持つ性質は内に秘められた状態になります。
壬は海や大河を表します。
人の心を読む能力に長けており、聡明な知恵者で知的好奇心が旺盛です。
ただし流されやすい面も持っています。
乙は草本植物に例えられ、困難を受け流しやり過ごす芯の強さを持っています。
そして傷官は食傷星(食神・傷官)で、表現や行動に対する欲求を表す通変星です。
傷官は技術や才能に自信があり、プライドが高いために人付き合いがあまり上手くないタイプですが、華やかで派手好きな一面も持っています。
また頭脳明晰ではありますが執念深く、狙ったものは手に入れるまで執念深く追い求めるという性格を持つ通変星です。
日干壬で傷官という組み合わせは技術や才能に優れており、表には出しませんが、その技術力を保持・発展させるために常に新しい知識を学び、取り入れています。
知性的であり順応性にもすぐれ、周囲とある程度は協調する事もできます。
日干壬の偏財の性格
日干壬の偏財の性格についてご紹介します。
日干が壬で蔵干に丙があるとき地支通変は偏財になります。
壬は五行が水で陰陽は陽、丙は五行が火で陰陽は陽なので、陽と陽の関係になり、壬の性質が表に現れてきます。
壬は海や大河を表します。
人の心を読む能力に長けており、聡明な知恵者で知的好奇心が旺盛です。
ただし流されやすい面も持っています。
丙は太陽に例えられ、活発で華やかですが少々短気な面もあります。
そして偏財は財星(偏財・正財)で財産と人脈を表します。
偏財は趣味や遊びにお金を使いつつも、上手に流通させることで財を増やします。
生活力があり頼りがいもあるタイプですが、華やかで感情豊かという魅力的な要素も持っており、財力もありますから異性にかなりモテるようになります。
愛情面でのトラブルに見舞われやすくなる通変星でもあります。
日干壬の偏財は、知恵と好奇心を使って財を増やし、持ち前の華やかさや行動力で人脈を作るのが得意です。
ただし少々短気な所があり、長丁場になると我慢できなくなり、楽な方に流されやすくなります。
日干壬の正財の性格
日干壬の正財の性格についてご紹介します。
日干が壬で蔵干に丁があるとき地支通変は正財になります。
壬は五行が水で陰陽が陽、丁は五行が火で陰陽が陰になります。
壬の持つ要素は内に秘めた物になります。
また壬と丁は干合しており、両者が出会うと壬は甲に、丁は乙に変化し、木の性質が強くなるので守りに徹するようになります。
壬は海や大河を表します。
人の心を読む能力に長けており、聡明な知恵者で知的好奇心が旺盛です。
ただし流されやすい面も持っています。
丁は焚火や灯明に例えられ、太陽のような強烈な熱はありませんが、感受性が豊かです。
また正財は財星(偏財・正財)であり、蓄財性に優れていて地味ながらも内側からあふれ出る魅力を持っています。
場合によってはケチだと思われてしまうこともありますが、家庭を守る安定志向があります。
総合すると、天干壬で正財の人は、守りが強く攻撃に出る事はありませんが、知恵を大いに働かせて財を成し、それによって家庭を守る安定志向に長けています。
日干壬の偏官の性格
日干壬の偏官の性格についてご紹介します。
日干が壬で蔵干に戊があるとき地支通変は偏官になります。
壬は五行が水で陰陽が陽、戊は五行が土で陰陽が陽なので、水の性質は表に出るようになります。
壬は海や大河を表します。
人の心を読む能力に長けており、聡明な知恵者で知的好奇心が旺盛です。
ただし流されやすい面も持っています。
戊は山・堤防などをあらわします。
経済感覚に優れており世話好きで、周囲から頼られる大らかな性格の持ち主で夢や希望に溢れています。
行動の原動力は他人の為に働く事です。
包容力と安定感がありますが、行動的ではありません。
また、内面には反骨精神を秘めており、気性が荒く突然怒りだす危うさがあります。
また、偏官は官星(偏官・正官)の通変星で、自分のやり方にこだわりがあり、仕事を任せれば徹底してやり抜き、キチンと仕上げる為、定評を得て出世も期待できるタイプです。
親分肌で人情家ですが、気に入らないものは徹底的に排除し、度量はあまり広いとは言えません。
芯が強く気も強いのです。
総合すると、天干壬で偏官の人は知的好奇心が旺盛で知的な作業を得意とし、完璧に仕事を仕上げる為、評価も高いです。
芯も強く気も強く、どうしても許せない事があると激高する事もあります。
日干壬の正官の性格
日干壬の正官の性格についてご紹介します。
日干が壬で蔵干に己があるとき地支通変は正官になります。
壬は五行が水で陰陽は陽、己は五行が土で陰陽は陰になるので壬らしい性質は内に秘めた状態になります壬は海や大河を表します。
人の心を読む能力に長けており、聡明な知恵者で知的好奇心が旺盛です。
ただし流されやすい面も持っています。
己は大地・畑などを表します。
人材育成が得意で自分も周りの環境に影響を受けて学習するので良い環境にいれば教養が高くなります。
感情には二面性があり大人しそうな面とヒステリックな面を持ちます。
感情を抑えなければいけないと認めつつストレスが限界に達すると感情を爆発させる時もありますが、基本的には家庭的な雰囲気を好みます。
また正官は官星(偏官・正官)の通変星で、その性質は愛情深く真面目で天性の運の強さを武器に勝負に出る事ができるので向上心を持って出世できるリーダータイプです。
そして自分の理念や理想を大事にするといった面も持っています。
総合すると日干壬の正官は、知的好奇心が旺盛で知識も旺盛ですが、それをひけらかす事なく上手に利用して人材育成を行うのが得意です。
理想や理念を大事にしつつ、も、穏やかで知的で物静かなリーダーとして慕われます。
日干壬の偏印の性格
日干壬の偏印の性格についてご紹介します。
日干が壬で蔵干に庚があるとき地支通変は偏印になります。
壬は五行が水で陰陽が陽、庚は五行が金で陰陽が陽ですから、壬らしさを伸び伸びと発揮するようになります。
壬は海や大河を表します。
人の心を読む能力に長けており、聡明な知恵者で知的好奇心が旺盛です。
ただし流されやすい面も持っています。
庚は刃物、鉱石などを表しています。
庚は強い意志と行動力と正義感が特徴です。
意志が強い分、頑固でもあります。
また順応性も持っています。
また偏印は印星(偏印・印綬)の通変星ですが、少々飽きっぽい所もありつつ、都会的なセンスを持っているので流行に敏感です。
ただ自分のセンスに自信がある分、他の意見を受け入れ難く少々頑固になります。
総合すると、天干壬で偏印の性格は、知的で都会的なセンスを持ち、好奇心旺盛で新しい事にすぐ興味が移ります。
時代を読む能力にも長けているので、流行の最先端を行く事もありますが、一方で価値観の合わない人物は受け入れがたいといった面も持っています。
日干壬の印綬の性格
日干壬の印綬の性格についてご紹介します。
日干が壬で蔵干に辛があるとき地支通変は印綬になります。
壬は五行が水で陰陽が陽、辛は五行が金で陰陽は陰になりますから、壬らしさは内に秘めた様子になります。
壬は海や大河を表します。
人の心を読む能力に長けており、聡明な知恵者で知的好奇心が旺盛です。
ただし流されやすい面も持っています。
辛は宝飾品や小型の刃物などを表します。
短気でストレスを溜めがち、完璧主義者、感受性が強い、と言った特徴があります。
また印綬は印星(偏印・印綬)の通変星で、穏やかで人の気持ちを推しはかり、学問好きなタイプです。
芸術的な感覚にも優れますが、本当に気が合う少数の人物としか交際をしないという特徴があります。
これらを総合すると、天干壬で印綬の性格は、知的好奇心旺盛で学問や芸術に優れていますが、興味の対象に対して夢中になる様子はあまり表には出しません。
気の合う少数の人物としか交際しないのですが、狭い世界での常識に囚われがちにもなります。
水大過の性格
水大過の性格についてご紹介します。
水大過とは命式中に壬と癸が多い状態を指します。
水が表すものは腎臓・耳・膀胱・塩・骨髄・恐怖・黒・髪・冬です。
水が大過すると怖がりになり塩味を好むようになります。
体型を形作る形は正方形に近く、水を含んで丸みを帯びた状態になります。
中肉中背で多少骨ばっているところもあり、特に顔は骨ばっている事が多いようです。
肌はキメが荒く黒っぽい事が多いのですが、たまに白い人もおり両極端です。
髪は黒々としオデコは広いのですが髪の量は豊かです。
耳も大きくなります。
頭が良い人が多く、知識欲に溢れており、オデコが目立つのですが、大過しているので色々な事を知りすぎて恐怖心が増大しており、大事な一歩を踏み出しにくい事が多いようです。
壬大過の性格
壬大過の性格についてご紹介します。
壬は大らかで穏やかな様子で、慌ただしく動いたりすることはなく、トラブルが起きても焦る事はなく悠然と構えています。
人の心を読む能力に長けており、聡明で人の役に立つことが嬉しいのですが、流されやすい面もあります。
壬が大過すると、人に自分がどう思われているか不安に駆られるようになります。
色々と気が付き頭が良いのに人の一挙手一投足を気にするあまり実力が発揮できず、やりたい事があっても上手く主張が出来ずに、内心では不満を抱えながらも仕方なく周囲のやり方に合わせるような性格になります。
あるいは、それらの不安要素を考えない様に楽しい事だけに没頭しようとするので、結果的に非常に怠惰な生活を送る様になることもあります。
壬大過の運気が良い時期
壬大過の運気が良い時期についてご紹介します。
大運や年運などで壬が来ると、壬は丁と干合し、壬は甲に、丁は乙に変化します。
甲と乙は木なので全体で木の性質が強くなり、木の性質である防衛本能が高まるようになり、壬大過の影響が薄れるのでバランスが良くなります。
同様に地支の亥と子も水なので、これらの地支が巡ってくるとバランスが良くなり身旺となります。
また水は土に剋されるので、土が来ると壬の勢いをせき止めるようになり壬大過の状態が緩和されます。
壬は水で陽なので、土で陰の己が最も良く、戊は己ほど大きな調整力はありません。
壬の性格 まとめ
壬は、十二運や命式内のどこにあるかによって変わることをお伝えしました。
この記事でご紹介できるのは、占いのほんの一部になります。
私の場合、実際に鑑定するときは四柱推命で全体の五行を見たうえで、旺相死囚休を当てはめて、どの通変星が強いかを判断し、全体のバランスを加味しながら通変星が命式内でどのように動いているかや、時に方位、姓名判断で吉凶を占います。
結構こまかくみています!
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