四柱推命の三合会局の意味と、三合会局で性格・相性・運気を読み解く方法をお伝えします!
わたしは命式をみる際に、三合会局を非常に重要視しています。
これの記事を読めば、三合会局がマスターできるはずです!
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四柱推命の三合会局で性格を鑑定する方法
命式の地支で三合会局が成立していると命式全体の五行のバランスや日柱天干(日主=自分自身)に及ぼす影響、またそこから導かれる通変星に変化が生じます。
例えば三合会局木局なら五行の木のエネルギーが命式中に増加するという事になります。
同じように、三合会局火局なら火、三合会局金局なら金、三合会局水局なら水が増加します。
この五行のエネルギーの集中が性格に影響するのですが、特に旺支がある柱が強調されるようになります。
またその影響が本人にとって良いのか、悪いのかという判定は、その五行が日主にとって喜神なのか、それとも忌神なのかによって決まります。
例えば日柱天干が丙=火で、命式では地支が三合会局木局(亥‐卯‐未)を形成していたとします。
亥の五行は水で火を攻撃し、未は土なので火からエネルギーを吸い取る関係だったのが、どちらも五行が木に変化するので火にエネルギーを与える存在であり喜神として働くようになります。
すると性格には木=比劫星の特徴が良い形で影響するようになります。
ところが三合会局水局(申‐子‐辰)が成立していると、五行が水に変化するので火を攻撃して勢いを削ぐようになるので忌神として働き、水=印星の特徴が悪い形で影響するようになります。
年柱 三合会局の性格
年柱に旺支がある三合会局では、家系との縁の強さや、それが本人に及ぼす影響をみることができます。
年柱の象意は先祖や家系、家風等なので、三合会局の旺支が年柱にあるとそれらが性格に強く影響を与える事になります。
三合会局により変化した五行が喜神として働くなら家から与えられる影響はプラスになり、反対に忌神として働くなら家の影響は性格にマイナスの影響を及ぼす事になります。
例えば年柱の地支が子で月柱と時柱の地支が申または辰だと三合会局水局になり、旺支が年柱にある状態になりますが、その命式で五行の水が喜神として働くと、先祖代々受け継いでいる芸術に対する関心が高い家風の影響で本人も芸術に対する興味や関心が高くなるといったことが考えられます。
反対に忌神として働くと、芸術に造詣が深いという家風が受け入れ難いのに日々の生活の中で芸術や哲学などに関わる機会が多いので煩わしいと感じるようになり、それらを拒否するような性格になる可能性が高まります。
月柱 三合会局の性格
月柱に旺支がある三合会局では社会的な考え方への影響をみる事ができます。
月柱の象意は家庭や学校、会社等なので、三合会局の旺支が月柱にあると、家庭教育や学校での教育、会社での対人関係などが性格に強く影響を与える事になります。
三合会局により変化した五行が喜神として働くなら、親または養育者、学校などから受ける影響はプラスになり、反対に忌神として働くならそれらはマイナスの影響を及ぼす事になります。
例えば月柱の地支が卯で年柱と時柱の地支が亥と未だと三合会局木局になり、旺支が月柱にある状態になりますが、その命式で五行の木が喜神として働くと、家庭や学校などで自分自身の在り方を素直に出せるようになり、性格も自己肯定感が強いタイプになる可能性が高くなります。
反対に忌神として働くと、家庭でも学校でも何となく周りと合わないという気分になりがちで、自己否定を繰り返すようなタイプになるかもしれません。
日柱 三合会局の性格
日柱に旺支がある三合会局では自分自身への影響をみる事ができます。
日柱の象意は自分もしくは配偶者なので、三合会局の旺支が日柱にあると、自分の内面に強く影響を与える事になります。
三合会局により変化した五行が喜神として働くなら、自分の内面に受ける影響はプラスになり、反対に忌神として働くなら内面に対してマイナスの影響を及ぼす事になります。
例えば日柱の地支が午で年柱と月柱の地支が寅と戌だと三合会局火局になり、旺支が日柱にある状態になりますが、この命式では三合会局の影響が強く現れ、五行の火が喜神として働くと自分の趣味や技能などが性格に対して肯定的な影響を与えるようになりますうが、反対に忌神として働くと自分の趣味嗜好に対してネガティブに感じつつも止められないといった影響を及ぼすようになります。
時柱 三合会局の性格
時柱に旺支がある三合会局では子供や部下といった目下の存在が自分の性格に及ぼす影響をみる事ができます。
時柱の象意は晩年・子供・部下といったものなので、三合会局の旺支が時柱にあると、子供や部下が自分に対してどのように働きかけるかといった事が性格に影響を与える事になります。
三合会局により変化した五行が喜神として働くなら、子供や部下などから受ける影響は良いものになり、反対に忌神として働くなら、子供や部下など目下の存在との折り合いが悪くなる可能性が高くなります。
例えば時柱の地支が酉で月柱と年柱の地支が巳と丑だと三合会局金局になり、旺支が時柱にある状態になりますが、この命式では五行の金が喜神として働くと子供の進学先や就職先、あるいは部下の会社での功績といった社会的な面での成功が自分の性格にも影響を及ぼすようになります。
反対に忌神として働くなら、子供の社会的な立場や行動などが自分の考えと合わず喧嘩になったり、部下が仕事上の関係において反抗的だったり裏切ったりするといった事が性格に影響を及ぼすようになります。
上級者さんへ 三合会局が性格に現れやすい条件
三合会局が性格に現れやすい条件をご紹介します。
三合会局の影響が特に出やすいのは、日柱と月柱を含む三合会局です。
日柱は内面の性格を、月柱は外面の性格を表すので、この二つを含む三合会局は本人の内と外の性格に影響を与えることになります。
特に旺支がある柱が日柱か月柱のどちらかである場合はその影響がより顕著になります。
次に強い影響を及ぼすのは命式の隣同士で日柱と月柱がからむ三合会局です。
つまり年柱・月柱と時柱という組み合わせ、もしくは時柱・日柱と年柱という組み合わせのどちらかです。
なお五行の木は比劫星=自己、火は食傷星=趣味や技術など、金は官星=仕事など、水は印星=芸術・宗教など、に対応しています。
三合会局と相性
二人の命式を合わせた時に三合会局の関係があると相性が良い関係になります。
命式で三合会局を形成する相手とは一体感が強く、安定した関係になります。
この相性を観る三合会局はどの柱で形成されていても良く、三合会局を構成する地支がある柱が特に強調されるようになります。
特に旺支のある柱は大きな影響を及ぼします。
また三合会局によって変化する五行が喜神なのか忌神なのかによって影響がプラスまたはマイナスになります。
年柱 三合会局の相性
年柱を旺支とした三合会局の相性についてご紹介します。
年柱の象意は先祖や家系、家風といったものなので、家柄や家庭の在り方に対する考え、生活様式や価値観の一致などをみる事ができます。
三合会局による変化が喜神として働くと、家風や家庭に対する考えが一致する良い関係になります。
反対に忌神として働くと、年柱に旺支がある方の生活様式などが受け入れ難いと感じるのですが、嫌々ながらも従うようになります。
月柱 三合会局の相性
月柱を旺支とした三合会局の相性についてご紹介します。
月柱の象意は社会的な考え方、外面で見せる姿といったものなので、社会的な立場に対する考え方などが一致する様子を観る事ができます。
三合会局による変化が喜神として働くと、社会的なスタンスとして大事にしたいものが一致し価値観を共有する関係になります。
反対に忌神として働くと、月柱に旺支がある方のステータスなどが受け入れ難いのですが、渋々認めるような関係になります。
日柱 三合会局の相性
日柱を旺支とした三合会局の相性についてご紹介します。
日柱は自分自身の内面を表しているので、お互いの内面にある考え方などが一致するようになります。
三合会局による変化が喜神として働くと、お互いに相手の内面を好み、受け入れる関係になります。
反対に忌神として働くと、旺支が日柱にある方の考え方を苦手に思うのですが、なぜか縁が切れない腐れ縁になります。
時柱 三合会局の相性
時柱を旺支とした三合会局の相性についてご紹介します。
時柱は晩年の過ごし方や自分の子供に対する考え方、生活の価値観などを表しているので、お互いの将来設計や子供に対する考え方などが一致するようになります。
三合会局による変化が喜神として働くと、お互いのライフスタイルに対する考え方を好ましく思う関係になります。
反対に忌神として働くと、旺支が時柱にある方の将来設計が自分の考え方と合わないのに、縁の有る関係になります。
上級者さんへ 三合会局が相性に現れやすい条件
三合会局が相性に現れやすい条件についてご紹介します。
三合会局はどの柱で形成されても成立しますが、どの柱で形成されているかによって影響の大きさに違いが出ます。
日柱>月柱>年柱>時柱
日柱は自分自身の内面、月柱は社会的な外面を象意として持っているので、この二つで性格の大半を司りますから、影響が一番大きくなります。
相性は気が合うか、社会的な考え方が一致するか、といった事が重要になりますから、この部分を含む三合会局が形成されていれば相性は良く、友達や同僚、ビジネスパートナー程度なら日柱と月柱が重要になります。
しかし結婚相手など物理的な距離が近かったり一緒に過ごす時間が長かったりする人の場合は、本人の性格以外にも相性の良い柱があるかどうか観る必要があります。
三合会局と運勢
大運や年運といった流年は年月の経過と共に移り変わっていきますが、これらの地支と命式の地支との間に三合会局の関係が形成されると、その期間は三合会局の影響を受けて運勢に変化が生じます。
そして三合会局による変化が喜神として働くと運気が上がるようになりますが、忌神として働くと運気は下がり気力や体力も何だか調子が悪くなったりする可能性があります。
年柱 三合会局の運勢
年柱地支が旺支で流年と三合会局を形成する時の運勢をご紹介します。
年柱は先祖や家系を表すので、この三合会局が形成されている期間は家との縁が強くなります。
また三合会局による変化が喜神として働くと、家との関係が向上する様になりますが、反対に忌神として働くと家との関係が悪くなりますが縁が切れずにむしろ強くなるので嫌々ながらも家の揉め事などを引き受ける事になります。
月柱 三合会局の運勢
月柱地支が旺支で流年と三合会局を形成する時の運勢をご紹介します。
月柱は社会を表すので、この三合会局が形成されている期間は仕事との縁が強くなります。
また三合会局による変化が喜神として働くと、この期間は社会との関わりが強くなり、社会人として様々な物事と関わり合う中で自分自身も鍛えられ、仕事運などが向上するようになります。
反対に忌神として働くと、社会人として世の中に関わっていく中で、意に沿わない経験をする事が多くなり、その期間の仕事運は下がりますが縁は強くなっているので、嫌々ながらも仕事を続けていく事になります。
日柱 三合会局の運勢
日柱地支が旺支で流年と三合会局を形成する時の運勢をご紹介します。
日柱は自分自身を表すので、この三合会局が形成されている期間は自分の内面との縁が強くなります。
そして三合会局による変化が喜神として働くと、この期間は自分の考え方や在り方に対して肯定的になり運気も上がります。
反対に忌神として働くと、この期間は自己否定が強くなり、自分を大切に思いたい気持ちとのジレンマに悩み運気も下降気味になります。
時柱 三合会局の運勢
時柱地支が旺支で流年と三合会局を形成する時の運勢をご紹介します。
時柱は晩年や子供などを現すので、この三合会局が形成されている期間は子供や部下との縁が強くなります。
そして三合会局による変化が喜神として働くと、この期間は子供や部下と縁が深くなり愛情深く接する事ができるので運気も向上します。
反対に忌神として働くと、この期間は子供や部下を愛しているのに思う通りに相手が接してくれずに悩みも多くなり、運気も下降気味になります。
三合会局のマニアックなお話
三合会局は会局、もしくは三合会局会局とも呼ばれるもので、十二支のうち特定の三つが互いに影響しあう状態のことです。
三合会局の成り立ち
三つの地支のうち、中心となって他の二つを自分の五行に引っ張る働きをする地支の事を旺支といい、その旺支が中心となって二つの地支と一緒に協力して働く状態を三合会局と言います。
命式に三合会局の関係になる三つの地支が揃っているとそれらの五行が全部、旺支の五行と同じになります。
例えば寅―午―戌の三つが揃った時は旺支が午で五行の火なので、五行が木の寅と金の戌も火に変わり命式の蔵干は五行が火の丙に変わります。
このように五行が火に変わる三合会局は三合会局火局と呼ばれます。
三合会局には三合会局火局の他に、旺支の五行がそれぞれ水・木・金の三合会局水局・三合会局木局・三合会局金局もあります。
またこの三つの地支の組み合わせは中心となる旺支から導かれる十二運が帝旺になる時の十干で決まります。
例えば、先程の三合会局火局では午が旺支でしたが、地支が午で天干が丙の時は十二運が帝旺になります。
そして丙と寅では十二運は長生に、戌では墓になります。
このように旺支と、旺支が十二運帝旺になる時の十干で長生と墓になる地支の三つで三合会局になるのです。
そして三合会局で変化する蔵干は、この旺支を帝旺にする十干になります。
では、どうしてこの三つの組み合わせなのかというと、長生(出生)―帝旺(人生の最盛期)―墓(死)で人の一生を表しているからなのです。
そしてこれが揃った三合会局と言う状態は「物事が整った状態」と言えます。
このように三合会局はとても強い結び付きの関係になっていて、まとまって働くようになります。
たとえば命式で三合会局が成立している場合は命式の五行が三合会局の持つ五行にかたよるので、生まれつき三合会局が持つ五行の影響を受けている状態になります。
大運や年運などの流年と命式で三合会局の関係ができる場合は、大運なら10年間、年運なら1年間だけ命式が変化するので、その期間は運気などが変化する事になります。
また自分と相手の命式の地支を合わせた時に三合会局の組み合わせができると相性が良いと解釈します。
なお、旺支と残りの地支のうちのどちらか1つが存在する場合は半会という状態が成立します。
半会の場合は三合会局よりも結びつきの力がやや弱くなります。
また旺支を含まない地支の組み合わせは半会にはなりません。
地支とは?
地支についてご説明いたします。
十二支の方は今でもその年の「干支」(えと)として親しまれていて、それぞれが動物の名前になっているため動物そのものを表しているように思えるのですが、実はそうではありません。
元々、十二支は大地に生える植物が芽を出して花を咲かせ種を作るまでの様子を漢字にしたもので、芽を出した様子を表している子、双葉が開いた様子を表す丑、という様にそれぞれが植物の一年間に例えられ、寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌、と続きます。
最後の亥は核=種で、次の世代に命を引き継ぐという意味を持っています。
このように十二支はそれぞれ大地の動きである季節に対応しているのですが、更にその季節が象意になる五行に対応しています。
亥・子=冬=水、寅・卯=春=木、巳・午=夏=火、申・酉=秋=金
そしてそれぞれの季節の変わり目である土用は五行の土の象意で、次の十二支が対応しています。
丑=冬の土用、辰=春の土用、未=夏の土用、戌=秋の土用
また十二支にも陰陽があって、子・寅・辰・午・申・戌=陽、丑・卯・巳・未・酉・亥=陰、となります。
子から順に陽・陰・陽…と交互になっているのですね。
十干の方は、カレンダーの種類によっては日付の下などに干支が書かれているので、そこで見かけたことがあるかもしれません。
「かのと ね」とか「みずのえ たつ」とひらがなで書かれているものもよく見かけますが、「かのと ね」は辛子、「みずのえ たつ」は壬辰の事です。
十干はそれぞれ後ろに「~え」もしくは「~と」というものが付きますが、これは「~え」は兄で陰陽は陽であることを表し、「~と」は弟で陰陽が陰である事を表す読み方です。
先程の例ならば、辛は金の弟=五行が金で陰陽は陰、壬は水の兄=五行が水で陰陽は陽、という事が読み方からわかるのです。
このように十干もそれぞれ五行と陰陽の二つの意味を持っています。
木=甲(きのえ 陽)・乙(きのと 陰)、火=丙(ひのえ 陽)・丁(ひのと 陰)、土=戊(つちのえ 陽)・己(つちのと 陰)、金=庚(かのえ 陽)・辛(かのと 陰)、水=壬(みずのえ 陽)・癸(みずのと 陰)
三合会局の種類
三合会局には旺支となる地支の五行による4種類があります。
それぞれの地支は旺支から導かれる十二運が帝旺になる十干との組み合わせで長生・帝旺・墓に対応しています。
また十干の五行が木なら木局、火なら火局、金なら金局、水なら水局と言います。
三合会局木局 亥(長生)-卯(帝旺)-未(墓)
三合会局火局 寅(長生)-午(帝旺)-戌(墓)
三合会局金局 巳(長生)-酉(帝旺)-丑(墓)
三合会局水局 申(長生)-子(帝旺)-辰(墓)
三合会局木局(亥-卯-未)
三合会局木局をご紹介します。
三合会局木局は亥-卯-未の三つの地支が揃っている状態です。
甲から見て亥は十二運が長生に、卯は帝旺に、そして未は墓になります。
このような地支の関係が揃った時に三合会局木局を成すといいます。
この場合は帝旺である卯が亥と未を強く引きつけて五行の木が強くなります。
そして亥と未から生じる蔵干は五行の木へと変化します。
三合会局火局(寅-午-戌)
三合会局火局をご紹介します。
三合会局火局は寅-午-戌の三つの地支が揃っている状態です。
丙から見て寅は十二運の長生、午は帝旺、そして戌は墓になります。
このような地支の関係が揃った時に三合会局火局を成すといいます。
この場合は帝旺である午が寅と戌を強く引きつけて五行の火が強くなります。
そして寅と戌から生じる蔵干は五行の火へと変化します。
三合会局金局(巳-酉-丑)
三合会局金局をご紹介します。
三合会局金局は巳-酉-丑の三つの地支が揃っている状態です。
庚から見て巳は十二運の長生、酉は帝旺、そして丑は墓になります。
このような地支の関係が揃った時に三合会局金局を成すといいます。
この場合は帝旺である酉が巳と丑を強く引きつけて五行の金が強くなります。
そして巳と丑から生じる蔵干は五行の金へと変化します。
三合会局水局(申-子-辰)
三合会局水局をご紹介します。
三合会局水局は申-子-辰の三つの地支が揃っている状態です。
壬から見て申は十二運の長生、子は帝旺、そして辰は墓になります。
このような地支の関係が揃った時に三合会局水局を成すといいます。
この場合は帝旺である子が申と辰を強く引きつけて五行の水が強くなります。
そして申と辰から生じる蔵干は五行の水へと変化します。
三合会局と冲
冲になっている柱と大運や年運といった流年が三合会局を作ると、冲の暗示が解消・中和されます。
冲は衝撃という意味があるので、三合会局によって形成されている縁が冲によって解除され、元の状態にもどるのです。
三合会局による五行の変化が喜神として働いている時に冲が形成されている場合は、喜神としての働きが弱くなりますが、忌神として働いているときはマイナスの効果が打ち消され、吉と読みますので、冲による三合会局の解消は必ずしも悪い効果ばかりとは限りません。
三合会局と空亡
空亡になっている柱と大運や年運といった流年が三合会局を作ると、空亡の暗示が解消・中和されます。
空亡は気が抜けた状態になるので、三合会局によって形成されている縁が空亡によって解除され、三合会局の効果はなくなります。
三合会局による五行の変化が喜神として働いている時は空亡により働きが弱くなりますが、忌神として働いている時はマイナスの効果が打ち消されるので吉に働きます。
三合会局 まとめ
命式の三合会局は、本人の運勢をみるにあたり、本当にわずかな情報でしかありません。
私の場合、実際に鑑定するときは四柱推命の五行や通変星で本人の運命を見たうえで、ホロスコープで全体の星の偏りやバランス、品位を確認し、時に方位、姓名判断、手相なども含めてで吉凶を占います。
占いの結果を正しく知るためには、結論占い師に鑑定してもらうのが一番です。
とはいえ、いきなり大金を占い師さんに支払うのも躊躇しますよね。
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