こんにちは、占い師詩織です。
今日の朝、TVをつけてぼうっとニュースを見ているとこんな内容が流れてきました。
【斎田点定の儀】大嘗祭で使うコメの産地は栃木と京都にhttps://t.co/jrULITjGXJ
カメの甲羅を使った占い「亀卜」で決定。11月の儀式では陛下が収穫されたコメを神々に供え、自らも食べ、五穀豊穣を祈られる。
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2019年5月13日
私も占い師として気になり、思わずチェック!
--> ※目次は、読みたいところから読んでくださいね!※
亀卜(きぼく)とは?
亀卜(きぼく)は、中国から伝わってきたとされる占いで、3000年程の歴史があるようです。
古代日本の頃、天皇の病気に関することや国家の行く末を占うときに用いられた占いの一つです。
名の通り、卜術(ぼくじゅつ)の一つです。
現代では、タロットやストーンなどが卜術(ぼくじゅつ)に当てはまります。
すべての事象は必然であるという考えのもと、その偶然に意味を見出して占う方法です。
ちなみに四柱推命やホロスコープは、命術(めいじゅつ)と呼ばれるものです。
生年月日を用いて、生まれた時に運命は決まっているという考えのもと導き出します。
宮内庁は、「亀卜」の結果を受けて、米を収穫する「悠紀(ゆき)」地方と「主基(すき)」地方という2つの地方を選ぶことにしています。
亀卜(きぼく)の占い方
ちょっと横道にそれましたが、占いは古来口伝で伝えられてきたものなので、亀卜がどのような方法で行うのかは謎が多く、研究者もその内容を詳しく知ることができませんでした。
最近の研究で、下記の方法であることがわかってきたそうです。
- 甲羅に四角い窪みを彫り込む
- 窪みの中には「マチ」という占いの記号を刻む
- そこに「ははか木(桜の木か)」と呼ばれる木の棒を押し当てて焼く
- 焼いた時にそこに熱が伝わってひびが入ります。
- 裏面に現れたひびをみて吉凶を判断
下記、亀の甲羅に四角い溝を刻んでいる様子です。
下記がひびの様子。
下記が亀卜の結果の見方
(大正年間に記された『対馬亀卜談』(横山孫次郎 著))
結果は叶いゆるいた(病凶)だったようですね。
『対馬亀卜談』も大正時代に書かれたものなので、3000年前のものとは内容が違うかも…?
出展元:古代の占い:亀ト(きぼく)
http://www.hyogo-c.ed.jp/~mukosogo-hs/tpcs/kiboku/tpcs.html
大嘗祭の米産地
大嘗祭の米産地を選ぶにあたり、「悠紀」と「主基」の地方から各1か所が選ばれます。
「悠紀」地方は、新潟県、長野県、それに静岡県から東にある18都道県から、「主基」地方は、これらを除いた西の29府県から選ばれるということです。
東から栃木県が、西から京都府が選ばれたそうですよ。
日本は占いを大切にする国
元々日本は、占いや呪詛をとても大切にする国です。
京都も、風水の呪法により創られた都市であるのは良く知られていることですよね。
「鳴くよ(794)ウグイス平安京」でおなじみの、桓武天皇が794年に平安京へ都をうつした時に、中国の風水の考えである四神相応(しじんそうおう)を元に都市を設計しました。
北に山、南に池、東に川、西に大道が配された土地が風水上最も良いとされています。
京都はこれにピッタリ当てはまっており、北の玄武は船岡山、南の朱雀は巨椋池(おぐらいけ)、東の青龍は鴨川、北の白虎は山陰道に相当します。そして北東の鬼門封じに比叡山。
まとめ
WEB上の文献を調べながら書いたので、記事の内容が少し薄くて恐縮なのですが、
「豊かになりたい」気持ちは、昔も今も変わらないってことを強く感じます。
占いで自分の適正を見たり、ほんの少し先の未来を予測して、自分の人生を豊かにしていきましょう。
占いを正しく知るために
占いの結果を正しく知るためには、結論占い師に鑑定してもらうのが一番です。
私の記事でも占いの方法を記載していますが、のほんの一部になります。
私の場合、実際に鑑定するときは四柱推命で全体の五行を見たうえで、
旺相死囚休を当てはめてどの通変星が強いかを判断し、
全体のバランスを加味しながら通変星が命式内でどのように動いているか、
方位、姓名判断、ホロスコープなども加味して、吉凶を占います。
鑑定方法も、流派によって考え方が大きく異なります。
とはいえ、いきなり大金を占い師さんに支払うのも躊躇しますよね。
無料で占い師さんに鑑定してもらう方法があるのをご存知ですか?
私も実際に勉強のために使用したことのある、無料占いサイトをご紹介します。
勉強のために「なぜその結果が導き出されたか」をぜひ聞いてみてください。
知らない流派や考え方を知ることは、とても勉強になりますよ。
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