四柱推命

四柱推命とは?占星術の歴史と用語を、占い師が徹底解説!

四柱推命とは?
占い師 詩織
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こんにちは、占い師 詩織です。

四柱推命の歴史や、四柱推命の用語の意味を徹底解説します!

性格や運勢を鑑定したい人は、下記の記事をご覧ください!

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四柱推命とは?

四柱推命の歴史や、命式、干支、地支など、四柱推命で占うにあたり目にする各用語の意味や用途をまとめています。

四柱推命の歴史

四柱推命の歴史についてご紹介します。

四柱推命の元になっているのは古代中国の陰陽思想と五行思想です。

陰陽とは文字通りの陰と陽です。

易学もこの陰と陽の組み合わせを読み取るもので古くから存在する思想です。

算命学ばかりでなく武術などにも陰陽の考え方が取り入れられています。

また五行とは木・火・土・金・水の五つの要素の事で、古代中国では万物はこの五種類の元素が互いに影響し合う事で形成されていると考えられていました。

四柱推命を生み出した人

この陰陽思想と五行思想を組み合わせて、年・月・日・時を表したものを使う算命学(中国で占いを指す言葉)はおよそ千年から千二百年前ほどに誕生したと言われています。

この算命学を生み出したと言われている人物は二人います。

  • 李虚中(りきょちゅう)

唐の時代に活躍した人物で、この方は西暦813年に亡くなっています。

李虚中は年月日時を干支の八文字で表して使用する算命学「八字」を編み出したと言われています。

  • 徐子平(じょしへい)

またもう一人はその後の宋の時代に活躍した「」という人物です。

徐子平はやはり八文字を使用した算命学について書いた「珞?子三命消息賦注」という書物を1100年代に出版しました。

その後、様々な人がこの八文字を使う算命学を研究してきました。

日本で四柱推命を紹介した人

日本にこの算命学を紹介したのは江戸時代に仙台藩の医師であり儒学者でもあった桜田虎という人物で、桜田氏が「淵海子平」という八字の本を翻訳した事で日本でもこの算命学が知られるようになったと伝えられています。

そして八字が十干十二支を組み合わせた四柱(年柱・月柱・日柱・時柱)を使う事から、「四柱推命」という呼び名が使われるようになりました。

つまり四柱推命という呼び方は日本独自のものになります。

その後、中国では政治的な観点から算命学が禁止されるようになり、その間に日本では独自の「四柱推命」が発達してきました。

四柱推命の命式

四柱推命の命式についてご紹介します。

四柱推命の命式とは、四柱推命で性格や適性を判断する為に使われるものです。

命式を作成するには、まず、その人が生れた年・月・日・時をそれぞれ十干十二支で表した年柱・月柱・日柱・時柱と呼ばれる四柱を調べます。

更に、その四柱を使って蔵干・通変星・十二運という物を導きだします。

これらが書かれた命式を元に、更に十年周期の大運、その年の年運、毎月の月運、毎日の日運を割り出します。

このように、四柱推命の命式は四つの柱がなければ作成できません。

生まれた時間が不明な時には年月日の三柱だけで出す事もできますが、時柱があるとより正確な運が導き出せます。

また、地支(十二支の事)の関係から冲や天中殺(空亡)三合・方合といった特殊な状態を調べる事ができます。

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そして命式から更に神殺と呼ばれるものを割り出す事もできます。

これは特殊星とも呼ばれ、それぞれの運に影響を及ぼすものです。

これを利用することで更に運を詳しく予測・分析する事ができます。

神殺には良い影響を及ぼすものも悪い影響を及ぼすものもあり、更に才能や守護の有無を知る事もできます。

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年柱

命式の年柱についてご紹介します。

年柱とは出生した年を干支で表したものです。

年柱の地支通変星で、その人が先祖・両親・上司など目上の人物から受ける影響が分かります。

また、年柱の天干は祖父や父親から受ける影響を表しており、地支は祖母や母から受ける影響を表しています。

そして、年柱の地支通変を使って、兄弟がいるか一人っ子なのか、兄弟の中では兄姉か弟妹なのかといった関係についてもわかります。

実際の兄弟関係と多少異なっていても、本人の資質が姉なのに妹っぽかったり、弟なのに兄のように振舞ったり、或いは周囲の人間がそのように扱うようになるといった状態になります。

また、年柱では祖先から恩恵を受けているか、裕福な生まれになるのか、早くから独立するのか、あるいはそうではないのか、といった事もわかります。

年柱では家族の中での自分の姿、家と自分との関わり方が判るのです。

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月柱

月柱についてご紹介します。

月柱は生年月日の出生月の天干地支で表され、月柱地支通変では、両親や兄姉、友人等との関係、仕事などの処世術の傾向などが分かります。

月柱の天干は父親や兄との関係を表し地支は母親や姉との関係を表します。

また月柱の地支通変の通変星によって、その人の処世術や適職など社会での在り方が判ります。

例えば月柱の地支通変が正官の人は、社会での自分の在り方は正しくて後ろ暗い所が無い様にすることを好み、真面目で効率よく仕事をこなし、仕事の采配も上手なので部下を育てるのも上手く、引き際も綺麗でそつがない。

官公庁や大企業など大組織が向いており、大いに活躍する、といった事が判ります。

月柱では自分を導く少し上の存在との関わり方、社会に自分がどうやって関わっていくのかがわかります。

なお月柱の十二運はその人が社会で他人と関わっていくなかで育まれた個性を表します。

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日柱

日柱についてご紹介します。

日柱は生年月日の出生日の天干地支で表され、天干は自分自身を、地支は配偶者との関係を表します。

日柱の天干は自分自身の本質を五行で表したもので、甲か乙を持つ人の本質は五行の木となり、それぞれ甲=木の兄=木・陽、乙=木の弟=木・陰となります。

同様に丙丁は火、戊己は土、庚辛は金、壬癸は水で、それぞれ陽または陰になります。

これを使って大運との関係や身旺・身弱を調べたりします。

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また日柱の天干通変は自分自身を表すので、命式では必ず自分を表す比肩になります。

そして地支通変は配偶者との関係を表すので、その通変星の種類によって自身と配偶者との関係がわかります。

特に、男性の場合は日柱の地支通変に正財があれば将来的に良妻となる女性との出会いがあり、女性の場合は地支通変に正官があれば誠実な夫と結ばれる事になります。

また日柱の十二運は自分自身が生まれつき持っている個性を表します。

この日柱の個性が最も顕著な個性です。

日柱が表すものは自分自身と配偶者との関係や関わり、あるいは家庭内での役割といったものになります。

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時柱

時柱について紹介します。

時柱は出生した時間を天干地支で表したもので、子供や部下、子孫について鑑定する際に使用します。

また天干は男児との関係を、地支は女児との関係を表します。

自分の生まれた時間は母子手帳が残っていれば記録されていますが、そうでなければ正確に知っている人は少ないものです。

四柱推命でも年柱・月柱・日柱の三柱だけでほとんどの事が鑑定できますので、知らなくても処世術や個性、適職といった物を知る事ができます。

しかし、時柱が判かっていればより正確な鑑定ができるので、大まかにでも知っているならば時柱も使って鑑定してみましょう。

時柱の地支は昔の時刻の表し方と同じなので、前日の11時から深夜1時までが子、1時から3時が丑、3時から5時が寅、5時から7時が卯、7時から9時が辰、9時から11時が巳、11時から1時が午といったように2時間ごとに時刻が変わります。

時柱では子供や部下との関係、将来の子孫についてなどを鑑定する事ができます。

https://31siori.jp/jittyu-1024/

地支とは

地支について紹介します。

地支とは十二支の事で、例年、年の瀬が近づくと来年の干支は何かという事で話題になります。

干支とは天干地支の事を指しますから天干についても話題になりそうなものですが、日常的には十二支=干支という認識が定着しているようですね。

天干が特に意識されるのは夫を圧倒するような強い女性が生れるという迷信がある丙午の年です。

この年には女児を生まないようにと出生率が極端に下がる事もあります。

そもそも地支とは地上の動きや時間、空間を表し、年月日や時刻、方角、月や木星の周期を表す為に使う記号として作られたものでした。

また、それぞれは五行にも対応しています。

当初、中国で誕生した時には単にそれら12の事柄を順番に表すものだったのが、覚えやすくするために現在のような子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥という、実在あるいは架空の動物名を使った十二支になったと言われています。

なお同じように中国から十二支が伝わったベトナムでは動物の種類が一部異なっており、ウサギは猫に、ウシは水牛に、羊は山羊に、猪は豚になっています。

ベトナムの人がより親しみやすい動物に変わったそうで、タイやベラルーシ、チベットでもウサギの代わりに猫になっています。

いずれにしても、それぞれの漢字が象徴する動物はあくまでもシンボルマーク的な役割であり、本来の地支が示す意味とは無関係な事が多いです。

干支

 

十干読み方五行象意
きのえ陽木山や大地に聳え立つ大木(樹木)
きのと陰木田園に咲く優しい草花又はつる草
ひのえ陽火壮烈な太陽の火
ひのと陰火燈火や薪炭のような人工の火
つちのえ陽土山や大地や堤防の土
つちのと陰土田園や畑の湿った土
かのえ陽金荒々しい剛金、斧
かのと陰金加工された優しい貴金属
みずのえ陽水大河に悠々と流れる水や湖水
みずのと陰水天然に降る雨や雪や小川の水
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甲(きのえ)

「甲」は木(陽)で大樹を表しています。

伸び伸びと真っすぐ枝を広げる様は、向上心がある性格を表しています。

甲の性格

正義感が強く、曲がった事は嫌いで、時にこちらの都合も考えずに思うまま、伸びたい方向に枝を伸ばすので、頑固で融通が利かないといった面も持ち合わせています。

この甲の性質が十二運の個性に影響することで、同じ十二運であっても、正義感の強さと頑固さ、また十二運によっては社交性が加わるようになります。

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乙(きのと)

「乙」は木(陰)で草、花などたおやかで繊細なものを表しています。

風に吹かれてなびくけれども、柔軟にやり過ごして折れる事は無く、優しい雰囲気で周囲に合わせて地道に、けれども確実に勢力を伸ばしていきます。

草本植物は、四季折々の天候に合わせて姿を変え、冬には本体が枯れてしまっても球根や種子の形で次世代に命を伝えて守ります。

乙の性格

乙の人も周りに合わせた行動を取る傾向があり、争いごとは嫌いますが、美しい花を咲かせるように、承認欲求が強い傾向があります。

そして、新しい環境には馴染みにくく、前に出ようとしない所があります。

しかし、例え地上部分が刈り取られても根が残っていればそこからまた葉や茎が伸びるように、芯が強く地道に努力を続ける傾向もあります。

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丙(ひのえ)

は火(陽)で、太陽や大きな炎を表します。

光を放ち、空気を暖めるので、その場の雰囲気を明るいものに変える事ができる性格です。

財力の象徴でもあります。

活発で華やかなイメージがあるのですが、激しい気質でもあります。

丙の性格

太陽が空にある日中は空気が暖まり、地平線の彼方に沈めば空気は冷えるように、感情の起伏が激しく、忍耐力に欠ける所があります。

リーダーシップを取る押しの強さ、他人を引っ張る力がありますが、度が過ぎると自己中心的な性格になります。

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丁(ひのと)

は火(陰)の人は、月やロウソクの炎、焚火などの人工の火を表現しています。

太陽よりも柔らかく優しい光で照らし、繊細です。

また、ロウソクの灯火で学ぶ様子から知恵や学問の意味も含んでいます。

丁の性格

小さくとも炎なので情熱的ですが、その分、協調性にやや欠ける所もあります。

感受性が豊かで鋭い感性を持ち、手先も器用なのでクリエイターの素質があります。

ロウソクの灯りは暗い夜道を照らし、危険から身を守る事から、危機を察知する能力にも長けています。

月は太陽に照らされて光り輝くのの人は、丁を持つ人はどちらかと言えば裏方の方が落ち着いて仕事に取り組めます。

裏方と言う点でいえば、根回しや交渉も得意です。

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戊(つちのえ)

は土(陽)は、山・堤防などをあらわします。

世話好きの人は、周囲から頼られる大らかな性格の持ち主で夢や希望に溢れています。

ただし、あまり行動的ではなく、存在感だけが独り歩きしているような状態です。

戊の性格

行動の原動力は他人の為に働く事です。

包容力と安定感がある様子はまさに山なのですが、悪く言えば鈍感とも言えます。

また、内面には反骨精神を秘めており、気性が荒く、突然起きる山崩れのような危うさがあります。

経済感覚に優れ、特に不動産に関する運が強いという特性があります。

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己(つちのと)

は土(陰)は、大地、畑、田園、柔らかい土地、栄養豊富な土壌といったものを表します。

そして、そこから収穫・柔和といったキーワードが引き出されます。

人材育成が得意なので、指導者やプロデューサーなどに向いています。

己の性格

感情には二面性があり、大人しそうな面と暴力的でヒステリックな面を持ちます。

感情を抑えなければいけないと認めつつ、内にストレスを溜めていき、どうしても抑えきれないと感情を爆発させる時もありますが、基本的には感情表現が豊かで家庭的な雰囲気を好みます。

柔軟故に優柔不断、器用貧乏、中途半端といった状態になる事もあります。

周りの環境に影響を受けて学習する傾向があるので、良い環境にいれば教養が高くなります。

畑に肥料を与えないで耕作を続けると良い作物ができなくなるのと同じで、己の人は学んだ事を人に指導し、また自分も継続的に学ぶという状態が安定します。

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庚(かのえ)

は金(陽)は、鉄や刃物、鉱石などを表しています。

鋼の様な強い意志、という言い回しがありますが、庚はまさにそれで、強い意志と行動力という影響を及ぼします。

庚の性格

刀鍛冶が鉄を熱し、叩いては折り曲げる作業を繰り返す事で鋼が作られるように、良い環境の中で鍛えられて育つと、人間性が優れた一門の人物になります。

そして正義感が強くなります。

ただ、意志が強い分、頑固でもあります。

また、金属には伸びて広がりやすいという特徴があるように、順応性も付け加えられます。

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辛(かのと)

は金(陰)は、宝石を表しています。

厳しい状況に身を置くほど磨かれて才能を発揮するようになります。

辛の性格

短気でストレスを溜めがち、完璧主義者、神経質、感受性が強い、と言った特徴があります。

芸術的なセンスが優れているので、その方面で才能を発揮すると大成します。

試練に会う事が多く、苦労をする事が人間性を磨く事になり、その経験を通して才能も開花するのです。

環境に左右されやすいので、試練の多い環境に飛び込む事が成功に繋がります。

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壬(みずのえ)

は水(陽)は、海や大河を表しています。

大らかで穏やかな様子で、慌ただしく動いたりすることはなく、トラブルが起きても焦る事はなく悠然と構えています。

人の心を読む能力に長けており、聡明・知恵といったキーワードがポイントになります。

流れる水を留める事はできません。

自由を愛し、束縛を憎みます。

川の成立する様子から、大器晩成型が多いとも言われています。

小さな川が集まって大河になり、海へとつながるように、経験を積んで少しずつ成長していきます。

壬の性格

そうした穏やかな面とは別に、全てを飲み込むような激しさや濁流となって全てを押し流す強さも兼ね備えています。

水が無ければ人は生きていけませんが、壬も人に親切にするのが好きで、人の役に立つことが喜びになります。

しかし、流されやすい性質もあるので、勝負事が好きで怠け癖も持っています。

大らかで自由を愛する人は、怠惰で楽しい事しかしない人にも成りうるのです。

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癸(みずのと)

は水(陰)は、雨・露・霧・豪雨など、天から降る水を表します。

季節によって雨はその様相を変えます。

春や梅雨の時期には大地を潤し、夏には雷雨になり、秋になれば台風が全てを洗い流し、冬には雪になります。

癸の性格

状況に合わせて形を変える順応性、暖かい包容力、そして潔癖さを併せ持っています。

若い頃には他人と衝突する事も多いのですが、次第に人懐っこくなり、ともすると主体性に欠けると誤解されやすくなります。

しかし、内面を深く掘り下げて思考するタイプなので、表向きは地味に見えても内面はかなりの実力を秘めています。

教育者・哲学者・宗教家などに癸を持つ方が多い傾向があります。

癸の性格 四柱推命
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地支

地支は、四柱推命の年柱・月柱・日柱・時柱の中で、パワーが強い柱を選別するときや、地支の特性と通変を干支を加味して、本人の性格や適職を判断するのに使用します。

について紹介します。

子(ね)は十二支を数える時に最初に出てくる地支で、動物はネズミで表されます。

数字は12、月は12月、時刻は深夜11時から1時、もしくはその中間の0時丁度を指す事もあります。

四柱推命では11時から1時の間に出生した人の時柱地支が子になります。

方角は北です。

五行では水で陰陽は陽になります。

陽気が様々に発現しようとしている様、植物が芽を出そうとしている様を表しています。

十二支を決める昔話ではネズミは猫を騙して正月の朝に神様の元に行かないようにし、ウシにつかまって移動する事で楽に早く移動し、最後にタイミング良くウシから飛び降りることで神様の元に一番乗りをし、十二支の筆頭になったと言われています。

この話にもあるように、ネズミはずるがしこいイメージを持たれがちですが地支の子はネズミとは関係がありません。

子の性格

の人は、繊細で蓄財性があり、綺麗好きと言われています。

細かい所にも良く気が付くのでちょっとしたホコリやチリなども見逃しません。

暮らしぶりも堅実で、無駄遣いをせずにジックリと貯金額を増やしていきます。

しかし、その一方では異性関係で身を持ち崩し、財産を失いやすいとも言われています。

について紹介します。

丑(うし)は十二支で2番目に数えられる地支で動物はウシです。

数字は1を表し、月は1月、時刻は午前1時から3時で、単に2時を指す事もあります。

四柱推命では午前1時から3時に生まれた人の時柱地支が丑になります。

方角は北北東です。

五行では土で陰陽は陰になります。

丑は生命の持つエネルギーが様々に結合する様子を表しています。

昔話ではネズミに利用されるだけされて何の見返りもなく、ただ黙々と神様の元に向かって歩き、ネズミに一番乗りを横取りされるという不利益まで被っているお人好しとして描かれていますが、動物の牛と地支の丑には関連性はありません。

丑の性格

の人は口数が少なく辛抱強い、根気のあるタイプです。

仕事でも勉強でも物事には実直に務めるので周囲からの信用も高く、皆に頼られる存在です。

その一方で我慢の限界が来ると突然何かが切れた様に怒りだし手が付けられなくなります。

普段大人しい人ほど本気で怒った時には恐ろしいと言われますが、その典型が丑の人です。

ちなみに恐ろしいといえば深夜に神社の御神木に藁人形を打ち付けて人を呪う「丑の刻参り」という呪術がありますが、丑の刻は常世(=あの世)へとつながる時間と考えられていた事にちなみます。

についてご紹介いたします。

寅(とら)は十二支の三番目に数えられ、動物は虎で表されます。

数字は2で月は2月、時刻は午前3時から5時、あるいは単に午前4時を指す場合もあります。

四柱推命では午前3時から5時に生まれた人は時柱地支が寅になります。

方角は東北東です。

五行では木に相当し、陰陽は陽になります。

エネルギーが結合したものが形をとって物質として発生する様を表しています。

虎は日本には生息していなかったので実在する動物ではあるのですが日本に虎が輸入されるまでは架空の存在に近く、絵で書く際には本物がいないので代わりに猫を手本にしたと言われています。

ただし、子・丑・辰と同様に虎と寅の間に関連性はありません。

寅の性格

の人は思慮深く指導力に優れ、組織の長として尊敬される人物になりますが、度が過ぎるとついついその状態に甘んじてしまい、おごり高ぶって気ままな様子を見せるようになってしまう事もあります。

リーダーとして上長とトップ争いになり争いが大きくなることもあります。

なお、丑と寅を合わせると丑寅=鬼門になります。

についてご紹介します。

卯(う)は十二支の四番目で象徴する動物はウサギです。

数字は3、月は3月、時刻は午前5時から7時、あるいは単に午前6時を指す場合もあります。

四柱推命では午前5時から7時に生まれた人は時柱地支が卯になります。

方角は東で五行では木、陰陽は陰になります。

卯は開発を象徴します。

本来、兔と卯には関連性がなく兔は単にシンボルとして使われていただけですが、地支の方の持つ意味が動物の方に後付けで付け加えられる事もあるようです。

卯は開発の他、知恵や技術の象徴でもあります。

なお、ウサギに関する神話や民話は世界各国にあり、古事記に出てくる因幡の白兎のように騙して酷い目にあうパターンもあれば、人に技術や食物をもたらす存在としても扱われています。

卯の性格

の人は、行儀が良く落ち着いて静かな生活を好みます。

また愛嬌もあり他人の扱いも上手なので人気者になります。

生まれつき強運である事が多く容易に財を成します。

一方で気を使うあまり遠慮がちで自分の考えを出す事がなかなかできず、要領を得ないと言われてしまう事もありがちです。

イヤと言えない性格のせいで異性関係でも苦労する可能性があります。

仕事も断れないまま引き受けてしまい、手も付けられない仕事が溜まっていく事もあるので注意してくださいね!

についてご紹介します。

辰(たつ)は十二支の五番目です。

数字は4で月は4月、時刻は午前7時から9時、もしくは単に午前8時を指す場合もあります。

四柱推命では午前7時から9時の間に出生した人の時柱地支は辰になります。

辰の方角は東南東、五行では土を表し陰陽は陰です。

辰の字は伸びやかな生命活動を表します。

象徴する動物は架空生物である龍ですが辰は龍そのものを指すのではありません。

辰という漢字は元々「振」で、草木の形が整った様を表しています。

辰の性格

の人は、生命活動の活発さの象徴であるためか活気に満ち溢れたタイプです。

その伸び伸びとした様子から上役に引き立てられて出世街道を邁進する事も大いにあります。

ただし、とても素直すぎるため、お世辞やこびへつらうといった事は一切できませんから、そういった行動を要求する相手とは衝突する事もあります。

自信過剰になる傾向もあるので、なるべく周囲と歩調を合わせて時には協力を仰ぐようにするのが良いでしょう。

天に向かって伸びる春の植物のような伸び伸びと天真爛漫な様子を表しているのが辰です。

について紹介します。

巳(み)は十二支の六番目で、数字は5、月は5月で時刻は午前9時から11時、もしくは単に10時を指す事もあります。

四柱推命では午前9時から11時に出生した人の時柱の地支は巳になります。

方角は南南東で五行は火、陰陽は陰です。

巳は陽の状態がピークを迎え、陰の状態へと移行しつつある途中の状態を表しています。

象徴する動物は蛇ですが、これも地支の巳が持つ性質とは何ら関連性はありません。

巳の性格

の人は、なかなか慎重なタイプで他人を直ぐに信用してしまう事はありません。

また強運を持っているので、金銭に関する苦労は一生縁がありません。

ただし見栄っ張りな所があり、猜疑心・嫉妬心が旺盛な所が難点ではあります。

慎重で思慮深く、すぐに行動には移さない堅実さを巳は象徴しています。

また人々を正しい道の方向へ導くという役割も象徴しています。

についてご紹介します。

午(うま)は十二支の七番目で、数字は6、月は6月、時刻は午前11時から午後1時まで、あるいは昼の12時、つまり正午です。

正午は午の刻の丁度真ん中の時刻を指します。

四柱推命では午前11時から午後1時までの間に出生した人の時柱の地支は午になります。

五行では火を表し陰陽では陽になります。

方角は南で象徴する動物は午です。

地支の午は、上昇していく陽と下降していく陰のすれ違う様を表しています。

の性格

の人はお調子者な所があり、人気者でもあります。

見栄っ張りな所もありますが、それに見合うだけの金銭も持ち合わせているため、あまり苦労はしません。

また、才能も中々の物を持ち合わせています。

気力が溢れている青年期から壮年期にかけては類稀なる集中力を発揮して、様々な問題を解決していきます。

ただし酒色におぼれやすく短気な傾向があるので、災いを避けるためにも、お酒は程々を心掛けるようにしましょう。

についてご紹介します。

未(ひつじ)は十二支の8番目で数時は7、月は七月、時刻は午後1時から3時、もしくは単に午後2時を指す場合もあります。

午後1時から3時の間に出生した人は四柱推命では時柱の地支が未になります。

また五行では土、陰陽では陰になります。

方角は南南西で象徴する動物は羊です。

陰気の気配がいよいよ姿を表そうとしつつある状態を象徴しています。

未の性格

の人は、礼節を大切にする上品なイメージを持つタイプです。

気品に満ち溢れており他者を見下したり見栄を張って自分を良く見せようとしたりはしません。

ただし、物事を慎重に扱いすぎるため考え過ぎや取り越し苦労といった傾向もあります。

常に気苦労が絶えない状況になる可能性が高いので、小まめに息抜きをする習慣を心掛けた方が良いでしょう。

また「未だ」という言葉が表すように、物事の途中経過、未成熟な状態も象徴しています。

未だ成長しきっておらず、成長する余裕がある状態を表す事もあります。

未は、未完成故の誠実さ、臆病さを象徴しています。

についてご紹介します。

申(さる)は十二支の9番目で数字は8、月は8月、時刻は午後3時から5時、もしくは単に午後4時を指す事もあります。

午後3時から5時に生まれた人は四柱推命の時柱では地支が申になります。

方角は西南西、五行では金を、陰陽では陽を表します。

陰気の支配が大部分を占めるようになる事を示しており、象徴する動物は猿です。

申の性格

の人は物事を進める要領が上手く、上に取り入る為には尽力する傾向があります。

また人気者で話術に長けており、多くの人をその才能で虜にします。

考えるよりも先に行動してしまう事があるので、忍耐力とはあまり縁がありませんが、問題は先送りせずにその場で順に処理をしてしまいますから、多少のフライングがあったとしても結果は悪くありません。

むしろ手際の良さから評価が高くなります。

申という漢字は上に申し立てる、申告するといった意味をもち、愛嬌があり頭も悪くありません。

申は器用で頭の回転が速く忠実といった意味合いになります。

についてご紹介します。

酉(とり)は十二支の10番目で数字は9、月は9月、時刻は午後5時から7時まで、もしくは単に6時を指す場合もあります。

四柱推命の時柱では午後5時から7時までに出生した人の地支は酉になります。

方角は西で五行では金、陰陽では陰になります。

酉は陰気が熟している状態を表しています。

シンボルは鶏ですが酉とニワトリには関連性がありません。

酉の性格

の人は働き者で細かい所にも気が回るのですが、心変わりをしやすいという特徴があります。

時に自分の実力以上を望む事がありますが、それはあまりいい状態とは言えません。

自分らしく、自分の限度を超えないように気を付けていきましょう。

また酉という漢字は酒のさんずいが取れたものです。

9月から10月にかけて酒造りが盛んになるため、この期間を酒から派生した酉にしたのではないかという説もあります。

酉は陰気の熟している様を表しているとは、酒造りにおける熟成の意味も含んでいます。

についてご紹介します。

戌(いぬ)は十二支の11番目で数字は10、月は10月、時刻は午後7時から11時、もしくは単に10時を指す場合もあります。

四柱推命では午後7時から11時の間に出生した人の時柱地支は戌になります。

方角は西北西で、五行では土、陰陽では陽を表します。

象徴する動物は犬ですが、犬と戌には関連性はありません。

戌が表しているものは滅する、哀れむ、全てを一つにまとめるといったものです。

生命の活動も終わりに近づき、終焉の時を迎えるにあたって総括するといった意味を持ちます。

戌の性格

の人は義理人情を大切にし、恩を受けた事は決して忘れません。

正直者で裏表がない性格です。

しかし、言いたい事ややりたい事があっても悩んで逡巡するばかりで。

他人にはなかなかハッキリと意思表示ができません。

結果的にはもやもやとしたものを心に抱え、貧乏くじを引いたと嘆く事になります。

についてご紹介します。

亥(い)は十二支の最後で数字は11、月は11月、時刻は午後9時から11時を指します。

あるいは単に午後10時を指す場合もあります。

四柱推命では午後9時から11時に出生した人の時柱の地支が亥になります。

方角は北北西、五行では水、陰陽は陰です。

亥は生命の最後、締めくくりを表しています。

それまで培ってきた物を戌が終わらせ、亥が分散しないようにまとめて収束させます。

そのため、亥は生命の力が閉じている状態とも言われています。

亥の性格

の人は気性が荒く、これと思い込んだら一途に思い、後先など考えずに猪突猛進してしまう傾向があります。

素直で悪い人ではないのですが、その性質の為に誤解されたり憎まれたりしやすくなります。

親切で面倒見のいい人なのに普段の行動に荒さや雑な面が見られるために気遣いの出来ない粗暴で粗野な人間だと思われがちになるのです。

また亥には無病息災の意味も含まれています。

十二運とは

十二運とは、宿命的な特徴を、人間の一生に例えて表現した運勢の表現方法です。

四柱推命の年柱、月柱、日柱、時柱の4つに各一つずつ十二運が存在するのと、

大運、年運にもそれぞれ十二運が導き出されています。

区分は、前世(生まれる前の胎児)、現世、(誕生し成人し、老境に至るまで)、あの世(肉体が死に、お墓に入り、霊魂だけになって宇宙にいる時期)。

心の推移・性格・才能・エネルギー・価値観が現れる。

エネルギー値とキーワードは以下の通りです。

胎児期変化・お天気やさん
赤ちゃん期甘え上手・受身・養子
長生園児期長子・お洒落・習得
沐浴思春期自由・タレント・恋・離郷
冠帯新社会人期批判精神・全身力・反骨精神
建禄壮年期安定・説得力・倫理力
帝旺統領期創造者・王・苦境
初老・老人期理性・自制心・引っ込み思
病人期夢・直観・懐古趣味
死人期柔軟・お人よし
墓守頑固・長子
あの世スピード・無欲

若いから良い・年を取っているから悪い、という事は一切無く、その星にしか無い良さがある。

という事を念頭に置いておくことが大切です。

十二運で性格を占う-四柱推命
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胎児に過去はありません。

過去や現在よりも未来を重視します。

思考特化型。

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愛情の元で庇護されています。

愛の世界には嘘も裏切りもありません。

正直で愛情を信じます。

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沐浴

自己実現を目標とし、目的の実現・具体化を重んじます。

感覚より理屈。

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冠帯

協調性を持ち、社会の中で上手く立ち回っています。

面子、世間体が一番大事。

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建禄

尊敬されて権威を保つために生活力を重んじます。

対外的には派手に見えますが家庭では倹約家。

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帝旺

人は平等なのだから他人に出来る事は自分にだってできる、という自信家。

博愛主義者。

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経験を通してこそ物事を正確に判断できると考え、経験の積み重ねである技術や歴史が好きですが予想は苦手。

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感受性が強く、理想を現実のものとする努力家ですが、夢破れると世間を信用できなくなります。

潔癖。

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理想より現実を重んじ、堅実な生き方と努力が開運につながると信じています。

不言実行。

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処世術に長けた倹約家。

多勢の意見に従う事が何より大事と考えます。

情報収集や蓄財能力は抜群です。

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自分の事は自分が良くわかっています。

結果の責任は自分でとります。

干渉しないでください。

というタイプですが、社会の中で自由に生きていくための状況判断に優れています。

考えている暇があるなら動きます。

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五行とは

四柱推命の五行とは木・火・土・金・水の五つの事を指します。

古代中国では全ての物はこの五つに分けられると考えていたのです。

四柱推命では生年月日を十干十二支で表した四柱を使って命式という物を作成しますが、十干にも十二支にもそれぞれ五行の要素が割り当てられています。

例えば甲(きのえ)は木の兄という意味の名称ですが、これは五行の木に分類されている事をあらわしていますし、酉(とり)は金に分類されます。

五行それぞれには季節・方角・色・臓器・味なども割り当てられていますから、酉なら秋・西・白といったものも表しているという事になります。

そして命式には四柱それぞれに天干・地支・蔵干がありますから、全部で十二個の五行が含まれている事になります。

五行それぞれの要素がいくつずつ自分の命式にあるのか、多い場合と少ない場合ではどう違ってくるのかといった事を調べると、ラッキーカラー・相性・運気の流れ・適職などを知る事もできますし、容姿の特徴を知る事もできますよ。

四柱推命 五行
四柱推命の五行とは?占い師が運気・容姿・適職などの鑑定方法をご紹介! わたしは、四柱推命では「五行」を非常に重要視しています。 五行を覚えることで、グーンと的中率が上がるので、ぜひじっくり読み...

天中殺とは

天中殺についてご紹介します。

天中殺とは恐ろし気な名前ですが、空亡とも呼ばれており、人の魂が抜けてしまい、精神と肉体が分離してしまった状態を表しています。

何をやっても上手く行かない時期を指します。

動いて余計こじれるよりもジッと動かないで天中殺の時期が過ぎるのを待つ方がまだマシとも言われており、この時期に上手く行かないからといって改善策をアレコレと画策しても結局は失敗に終わるので、何もせずに、やり過ごした方が賢明です。

とくに結婚や転職、引っ越しなど、心機一転をしようという時には特に向いておらず、良い結果にはなりません。

逆にそれ以外の行動については動いても特に影響はありません。

天中殺は日柱の干支から割り出します。

12年に一度、必ず巡ってくる2年間なので誰にでも平等に天中殺が訪れる事になります。

年だけではなく、月運や日運でも天中殺は巡ってきます。

だからといって毎日のように恐れて家に引きこもっていても打開策にはなりません。

余計な事はしない、気分が衰退気味になっている、といった事を自覚し、それに合わせた必要最小限の日常を送るのが良いでしょう。

また、天中殺と冲が同じものになると、天中殺の気配が打ち消されて天中殺がなくなります。

天中殺 過ごし方 性格
天中殺とは?天中殺別の性格、天中殺の過ごし方で貴方の人生が変わる! 本日は、四柱推命の天中殺(空亡)の天中殺別の性格や、過ごし方について、ご紹介します! 天中殺(空亡)は、引っ越しNG、結婚...

干合

干合とは十干のうち、特定の組み合わせの陽の干(陽干)と陰の干(陰干)が引かれ合う状態になる事を指します。

干合する十干の組み合わせは強く引かれ合います。

例えば、相性を調べたい時にお互いの命式の天干・蔵干同士をそれぞれ比較して、干合になる組み合わせならばお互いに相手が気になる存在といえます!

●干合一覧

壬-丁
戊-癸
甲-己
庚-乙
丙-辛
干合-四柱推命
干合とは?四柱推命の干合で、性格・相性・運気を読み解く方法 四柱推命の干合の意味と、干合で性格・相性・運気を読み解く方法をお伝えします! 干合は非常に奥が深く、命式を正しく読み解くた...

についてご紹介します。

刑は四柱推命の命式に出現する悪い作用をもたらす特殊な組み合わせの一種です。

他人に対して無礼な態度をとる、争いごとになるといった恩知らずな状態になります。

刑は4つに分けられ、子と卯が組み合わさると刑の中でも最も凶のパワーが強くなる「礼無き刑」になります。

辰と辰、午と午、酉と酉、亥と亥の組み合わせは「自刑」といって2番目に凶が強くなります。

また寅と巳、巳と申、虎と申の組み合わせは「勢いを恃む刑」と呼ばれ自意識過剰となり体に傷が残る怪我や事故に気を付けなければなりません。

丑と戌、戌と未、丑と未の組み合わせは「恩無き刑」と呼ばれ、恩を仇で返すような行動を取りがちになります。

は全く正反対の気が衝突した場合に起こる変化を表しています。

組み合わせは、亥と巳、子と丑、丑と未、寅と申、卯と酉、辰と戌の6組です。

年柱・月柱・日柱・時柱と大運や年運との組み合わせにより様々な状況での衝突が起きます。

多くの冲が「動いて吉」なのですが病気やケガと重なると凶の暗示になります。

年柱と月柱の冲は目上や親との意見の食い違い、月柱と日柱の冲は配偶者との衝突、日柱と時柱との冲は子供との意見の食い違いになります。

離れた同士、例えば年柱と時柱での冲などの場合はあまり影響はありません。

また冲の月や冲の日は移動や変化が起きやすくなりますが、何かを決断したり始めたりするのには適した日になります。

四柱推命を正しく知るために

占いの結果を正しく知るためには、結論占い師に鑑定してもらうのが一番です。

記事でご紹介できるのは、占いのほんの一部になります。

私の場合、実際に鑑定するときは四柱推命で全体の五行を見たうえで、

旺相死囚休を当てはめてどの通変星が強いかを判断し、

全体のバランスを加味しながら通変星が命式内でどのように動いているか、

方位、姓名判断、ホロスコープなども加味して、吉凶を占います。

詩織
詩織
パターンが多すぎてブログでは紹介しきれません…

鑑定方法も、流派によって考え方が大きく異なります。

とはいえ、いきなり大金を占い師さんに支払うのも躊躇しますよね。

ねこさん
ねこさん
詩織の鑑定も、決して安くはないもんね( `ー´)

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